20代共働き夫婦の産休・育休中に家計赤字を乗り切る具体策｜市職員＆歯科衛生士の実例

市役所勤務のご主人と歯科衛生士の奥様、ご出産予定、育休・産休で収入が一時減る中、支出と収入のミスマッチに頭を悩ませている20代共働き夫婦の家計事情にフォーカスします。

現状把握：収支と固定費の見える化が最初の一歩

まず、毎月の赤字6万円の原因を可視化しました。家賃や車ローン、光熱費など固定費が高額なのが影響しています。

ボーナスや保険料、赤字補填のための貯蓄の使い方も含め、年間キャッシュフローを把握することが重要です。

家賃7.5万円 → もう少し安い物件へ引っ越しは効果的な固定費削減策です。仮に6万円まで下げられれば赤字が解消されます。

また、車を2台保有しローン返済＋ガソリン・保険で毎月計7.7万円。共用車に減らせば約3〜4万円の支出減が見込めます。

妻の育休後パート復帰で毎月3万円のプラスは見込めますが、それでもギャップがあります。

転職直後でも出産育児関連の市町村の助成制度（例：子育て支援給付金など）を確認すると、収入補填になる可能性があります。

食費3万円、通信費1.4万円、生命保険0.8万円、奨学金0.4万円なども見直し候補です。特に通信費は格安スマホへ切替えることで月数千円単位で削減可能です。

食費は外食減やまとめ買いによって月数千円〜1万円の節約が期待できます。

赤字を補填するため貯金の取り崩しは避けにくいですが、ボーナスで10万円×2、年間20万円の補填が可能です。

その上で毎月の赤字3万円程度は取り崩しながらも、半年〜1年後には支出削減と収入回復で黒字に転じる設計が理想です。

同じ共働き夫婦の実例では、車を1台に減らし、通信費を格安SIMに変更することで月5万円の改善を達成した事例があります。

さらに食費の工夫（お弁当中心、特売活用）でプラス2万円改善、結果黒字になりました。

現状は赤字ですが、①家賃と車の固定費見直し②変動費の節約③妻の復職と補助金利用③ボーナスの活用によって、数年以内にプラス家計への転換が十分可能です。

育休期間中も制度活用や節約術を組み合わせて、焦らず段階的に改善していく家計戦略をおすすめします。