車の買い替えは楽しみな一方で、自動車保険の保険料がどう変わるのか気になる方も多いでしょう。特に軽自動車から普通車への乗り換え時は、車種や等級、事故歴などによって保険料が変動します。この記事では、実際の事例をもとに保険料の差額の目安や節約のコツについてわかりやすく解説します。
軽自動車と普通車の保険料の違い
一般的に、軽自動車の保険料は普通車に比べて安く設定されています。理由は修理費用や事故時の賠償額が比較的少ない傾向にあるためです。
軽自動車の年間保険料は20等級・ゴールド免許のケースで2万円台〜5万円程度が相場なのに対し、同条件の普通車は4万円〜8万円程度になることが多いです。ただし、事故歴や車両保険の有無で大きく異なります。
事故歴ありのケースでの差額の目安
質問者のように事故歴があり、保険料が年間15万円前後の場合、すでに割増しされた状態での契約が想定されます。この状態で軽自動車から普通車へ変更する場合、保険料がさらに上がる可能性があります。
差額の目安としては以下のとおりです:
- 軽自動車:年額約15万円(事故後・等級下がった状態)
- 普通車:年額17万円〜20万円(車種や補償内容による)
つまり、年間2万円〜5万円程度の差額が発生するケースが想定されます。
車種による保険料の違い
普通車といっても、その車種によって保険料は大きく異なります。以下に車種別の目安を紹介します。
車種例 | 保険料(目安) |
---|---|
コンパクトカー(フィット・ヤリス等) | 年額15〜17万円 |
セダン(カローラ・プリウス等) | 年額16〜19万円 |
ミニバン・SUV(ヴォクシー・RAV4等) | 年額18〜22万円 |
車両保険を外す、補償範囲を見直すなどでコスト調整は可能ですが、最低限必要な補償は残すことが重要です。
保険料を抑えるための見直しポイント
1社で契約し続けていると見直しのタイミングを逃しがちです。以下のような見直しポイントを意識しましょう。
- 複数社の見積もりを比較する(ネット型保険も検討)
- 運転者限定や補償条件を見直す
- 車両保険を見直す(特に古い車の場合)
- 免責金額を高く設定する
たとえば、ネット型保険で見積もりを取った結果、年間で2万〜3万円安くなるケースもあります。
まとめ:乗り換え時は保険の見直しが重要
軽自動車から普通車へ乗り換える際の保険料の差額は、年間2万〜5万円が目安です。ただし事故歴や車種、等級によって大きく異なるため、必ず見積もりを取り比較することが大切です。
家計に優しい保険選びのためにも、乗り換えのタイミングは保険の見直しチャンスと捉えて、じっくり検討してみてください。
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