銀行間の資金移動で気になるのが振込手数料。特に、セブン銀行から楽天銀行へお金を移したいとき、どうにかして手数料をかけずに送金できないかと考える方も多いでしょう。この記事では、実際に使える手数料無料の振込方法や代替手段、活用できる裏技をご紹介します。
手数料無料の直接振込は可能か?
現時点では、セブン銀行から楽天銀行への直接振込において完全に無料で行える方法は存在しません。通常の振込操作では、金額にかかわらず110円〜220円の手数料がかかります。
ただし、楽天銀行側で手数料を無料にできるルートや、間接的に無料にする方法は存在します。
楽天銀行の無料振込特典を活用する
楽天銀行のハッピープログラムでは、口座残高や取引件数に応じて振込手数料の無料回数が付与されます。たとえば、スーパーVIPで月3回、VIPで月2回まで振込無料となります。
この振込無料枠を使えば、楽天銀行→セブン銀行ではなく、逆方向(セブン銀行→楽天銀行)に送金後、振込先に再度楽天銀行から無料で送ることが可能です。
間接ルートを使う裏技:PayPay銀行経由
セブン銀行口座にPayPay銀行を中継させて送金する方法もあります。以下の手順を活用することで手数料を抑えられます。
- セブン銀行口座からPayPay銀行へ無料入金(コンビニATM経由)
- PayPay銀行の振込無料枠を使って楽天銀行へ送金
PayPay銀行では、「口座状況によって月1〜3回まで振込無料」の特典があります。実質的に無料で楽天銀行へ送金可能です。
LINE Pay・メルペイなどのQRコード決済を経由する
一部の電子マネーサービスやQRコード決済サービスを活用する方法もあります。たとえば、
- セブン銀行ATMからLINE Payにチャージ
- LINE Pay残高を銀行口座(楽天銀行)に出金
LINE Pay残高からの出金には手数料がかかる場合もありますが、キャンペーンなどを活用すれば実質無料となるチャンスもあります。
セブン銀行アプリとATM活用の注意点
セブン銀行アプリを使ったATM操作はスムーズですが、振込ではなく「出金→別口座に入金」扱いになるため、二重で手数料がかかる可能性があります。ATM操作前に利用明細で手数料が表示されるので、必ず確認しましょう。
まとめ:直接無料ではなく工夫で無料化を狙おう
セブン銀行から楽天銀行への振込を完全無料にするのは直接的には難しいですが、楽天銀行やPayPay銀行の無料振込特典を利用したり、LINE Payなどのサービスを経由することで、間接的に手数料を節約することができます。
定期的に送金が発生する場合は、これらの方法を活用して無駄な出費を抑え、より効率的なお金のやり取りを目指しましょう。
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