住信SBIネット銀行とSBI新生銀行、両方の口座は必要?SBI証券ユーザーが知るべき違いと使い分け

ネットバンキング

SBI証券を開設する際、同時に住信SBIネット銀行やSBI新生銀行の口座を開設する方が増えています。しかし、2つの銀行口座は本当に必要なのでしょうか?それぞれの銀行の特徴やメリットを理解することで、自分にとって本当に必要な口座が見えてきます。

住信SBIネット銀行の特徴とメリット

住信SBIネット銀行は、SBI証券との連携に特化したネット銀行です。最大の特徴は「ハイブリッド預金」で、証券口座と銀行口座の資金をシームレスに連携できます。

  • 証券口座とのリアルタイム連携が可能
  • ハイブリッド預金によって、資金の自動振替ができる
  • ATM手数料・振込手数料の無料回数が多い(スマプロランクによる)

SBI新生銀行の特徴と魅力

SBI新生銀行は2023年にSBIグループ入りし、主に「毎月定額自動入金」や「Tポイント・dポイント付与」などの生活向けサービスに強みがあります。

  • 給与・年金受取でポイントがもらえる
  • 他行宛て振込手数料の優遇制度あり(新生ステップアッププログラム)
  • 現金派に便利なリアル店舗網

2つの銀行を併用するメリット

どちらかを解約する前に、併用のメリットも考えてみましょう。

  • 住信SBIで投資運用、SBI新生で生活口座と使い分け可能
  • 片方でトラブルが起きた場合のバックアップに
  • それぞれのキャンペーンやポイント制度を活用可能

解約の判断ポイント

以下の条件に当てはまる場合は、どちらかの解約も検討できます。

  • 使っていない・ログインすらしていない
  • ATMや振込手数料のメリットを感じない
  • 口座維持に手間がかかる

ただし、どちらも口座維持手数料はかかりません。使わないまま放置していても、金銭的な負担は基本的にないため、焦って解約する必要はありません。

実際の活用例

投資目的の方は、住信SBIネット銀行とSBI証券を連携し、ハイブリッド預金で自動的に資金を管理しています。一方、SBI新生銀行を使って給与受け取りや住宅ローンの金利優遇など、生活に関するサービスに活用している例もあります。

特に、2024年から新生銀行でもSBI証券との連携が拡充されつつあるため、今後どちらも投資向けの利用価値が高まる可能性もあります。

まとめ

住信SBIネット銀行は証券運用に特化、SBI新生銀行は生活サービスに強みがあります。2つの銀行はそれぞれ異なる強みを持つため、使い分けによってより便利に資産管理が可能です。無理にどちらかを解約せず、自分のライフスタイルに合った使い方を見つけることが重要です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました