リボ払いは便利な支払い方法ですが、利息が高いため、計画的な返済が求められます。ここでは、15万円を年利17.64%の実質年率でリボ払いし、月々3000円ずつ返済する場合の利息と返済額について解説します。
1. リボ払いの利息計算方法
リボ払いでは、利息が元金に対して毎月かかるため、利息の金額は返済する度に変動します。まず、リボ払いの利息を計算するためには、年利を月利に換算する必要があります。
月利 = 年利 ÷ 12 = 17.64% ÷ 12 = 1.47% となります。つまり、毎月の返済残高に対して1.47%の利息がかかることになります。
2. 初回の月の返済額と利息
初回の返済額は、リボ払いの元金である15万円に月利を適用して、返済額に加算される利息を計算します。まず、初回の利息を計算します。
利息 = 元金 × 月利 = 150,000円 × 1.47% = 2,205円となります。これにより、初回の支払金額は返済額(3,000円)にこの利息(2,205円)を加えた金額となります。
3. 1年間で減る金額と返済の進行
リボ払いの返済は元金が減少するごとに利息が少なくなるため、返済額の内訳も変動します。初年度の返済では、元金が減少しながら利息も減りますが、月々の返済額のうち元金が減る割合は少ないです。
例えば、1年間で返済する元金の減少額は3,000円 × 12ヶ月 – (月々の利息の合計)となります。初めのうちは利息が高いため、元金が減るペースが遅くなりますが、少しずつ返済が進むにつれて元金が減少し、利息も減っていきます。
4. リボ払いの返済計画の立て方
リボ払いを効率的に返済するためには、返済計画をしっかりと立てることが重要です。毎月の返済額を一定に保つのは一つの方法ですが、可能であれば追加返済を行い、元金の減少を早めることが望ましいです。
また、リボ払いの金利が高いため、できるだけ早く返済を終わらせることが経済的に有利です。リボ払いを利用する場合は、利息を最小限に抑えるためにも計画的な返済が重要です。
5. まとめ
リボ払いは、支払いを分割する便利な方法ですが、利息が高いため、計画的な返済が必要です。15万円をリボ払いで返済する場合、初回の返済額は利息が加算されて3,000円以上になります。1年間の返済では、元金の減少額は少ないため、早期の追加返済が経済的に有利です。
リボ払いをうまく利用するためには、毎月の支払いだけでなく、返済額を増やすなどの工夫が必要です。計画的に返済し、リボ払いの利息をできるだけ抑えることを心がけましょう。


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