13年落ちの車に車両保険は必要?雹被害をきっかけに見直したい補償の考え方

自動車保険

年式の古い車に乗っていると、「車両保険に加入すべきかどうか」と悩む方も多いでしょう。特に最近では突発的な自然災害、たとえば突然の雹(ひょう)被害などに見舞われるケースも増えています。万が一の事態に備えた備えとして、車両保険の役割を改めて見直してみましょう。

車両保険の基本と加入のメリット

車両保険とは、自分の車が事故や災害で損傷した場合に修理費を補償してくれる保険です。交通事故以外にも、台風や雹、盗難、火災などもカバー対象になるのが特徴です。

13年落ちの車でも、現在の使用状況や愛着、代替えの予定がないなどの理由で、修理して長く乗り続けたい場合には、自然災害リスクに備えるという点で加入のメリットがあります。

雹(ひょう)による被害は車両保険でカバーされる?

はい、多くの保険商品では雹による損害は「車両保険の補償範囲内」に含まれています。具体的には、飛来中の雹によって車体やガラスが破損した場合、修理費用が補償されるのです。

たとえば、フロントガラスが割れた場合、交換費用は10万円を超えることもあり、無保険だとかなりの出費になります。

13年落ちの車でも保険加入は可能?

車両の年式が古くても、多くの保険会社では車両保険の加入は可能です。ただし、車両保険の付保可能な車両価格(保険金額)は、年式や車種、走行距離に応じて制限されます。

ご質問の例では「上限50万円、免責0-10万円、保険料1.4万円増」という条件で加入が可能とのこと。保険料と補償のバランスとしては妥当な水準であると言えます。

長く乗るつもりなら「災害リスク」への備えを

「古い車だから保険は不要」と考える方もいますが、修理して使い続けたい愛車であるなら、車両保険は経済的リスク回避の有効な手段です。

近年の異常気象や局地的な豪雨・雹など、想定外の自然災害による修理費用は大きな負担になりかねません。その点でも、月1,000円強の上乗せで安心が得られるなら、コストパフォーマンスは高いといえるでしょう。

免責金額の違いと選び方のポイント

免責0-10万円というのは「1回目の事故では免責ゼロ、2回目以降は10万円」となる設計が多いです。これは万が一の初回事故に手厚く備えたい人向けの仕組みで、実際に費用対効果のバランスも良好です。

普段から安全運転を心がけ、頻繁に事故を起こすリスクが低い方であれば、このプランは非常に現実的といえるでしょう。

まとめ:13年落ちでも「乗り続けたい」なら車両保険は選択肢に

たとえ古い車であっても、愛着があり、今後も長く乗るつもりならば、突発的な自然災害への備えとして車両保険は検討する価値があります。保険料が1.4万円上がるとしても、万が一の出費を考えればむしろ安心感のある支出です。

契約内容や保険金額を見直し、自分のニーズに合った補償設計をすることで、将来のリスクをスマートに回避していきましょう。

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