未成年者がPayPayカードを申し込んだ結果、本来受け取れない状態でポイントや商品を消費し、後から高額請求が来てパニックになるケースが増えています。この記事では、なぜ請求が発生するのか、回避策や対処法をわかりやすく解説します。
なぜ未成年でも請求が発生するのか?
PayPayカードは18歳以上(高校生不可)でないと申込資格がありません。審査に通らない場合でも、申し込みプロセスが完了した時点でポイント付与や購入処理が進み、後から審査落ちでカード未発行の状態になっても、消費分が請求対象になります。
この仕組みは「審査とポイント/購入処理が連動していない」ことが原因です。
よくあるトラブルパターンと実例
・未成年が「5000円ポイント狙い」で申し込んだが審査落ち→ポイントだけ利用でき購入→後から請求13,000円
・カード受取段階での本人確認拒否は通過できず、取引処理は止まりません。
トラブルを未然に防ぐ対策
- 年齢・申込資格の確認を最優先にする
- ポイント獲得目的の申し込みは避ける
- 親権者や保護者の承諾なしでは契約しない
未成年が自分で申し込みしてポイントだけ受け取ると、それだけで不正利用とみなされるリスクがあります。
既に請求が発生してしまった場合の対処法
①親に事情を説明し、法的責任や支払い義務について相談する。
②発行元のPayPayカード運営に事情を説明し、支払い・分割請求の相談をする。
③消費者ホットライン(188)や法テラスなどに相談し、法的支援を検討する。
実例:トラブル対応の流れ
ある高校生が同様のケースで親の了承と相談の上、PayPayカード運営に事情説明→分割払いにしてもらい、家計への影響を抑えた例があります。
ポイント目的で軽い気持ちで申し込むと、後で支払い義務が発生しうるという実例です。
まとめ:軽い気持ちの申し込みには大きなリスク
PayPayカードのポイント付与は魅力的ですが、未成年が申し込むと審査落ち後も請求が来る可能性があります。カードは18歳以上で自分で返済できる人が正しく申し込むべきです。もし請求が来てしまったら、親やカード会社、消費者相談窓口に早めに連絡して対応しましょう。
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