d払いでの支払い時にレジがしゃべる？店舗での音声案内の有無とその仕組みを解説

d払いをはじめとするQRコード決済サービスの普及により、支払い方法がますます多様化しています。特に初めてd払いを使う場合、「支払い時にレジから音が出るのか？」と疑問に感じる方も多いでしょう。本記事では、d払い利用時のレジの音声案内について詳しく解説します。

d払い利用時、レジから音声案内はあるのか？

店舗のレジによっては、「d払いでお支払いですね」「お支払いが完了しました」などの音声ガイダンスが流れる場合があります。ただし、これは必ずしもすべての店舗で行われるわけではありません。

音声の有無は、レジシステムの仕様や設定、利用しているPOS（販売管理システム）によって異なります。例えば、セブン-イレブンやローソン、ファミリーマートなどの大手コンビニチェーンでは、決済時に音声案内が導入されているケースが多く見られます。

音声案内は、主に2つの目的で使用されます。1つ目は、利用者に対して決済が完了したことを音で知らせるため。2つ目は、店員が決済方法を間違えずに対応できるよう支援するためです。

この音声案内は、POS端末と連携したスピーカーを通じて再生されます。決済アプリをスキャンした際に決済方法が自動的に識別され、それに応じた音声が再生される仕組みです。

一部の小規模な個人店舗や、古い型のレジシステムを使っている場合には、音声案内が再生されないことがあります。これは、POSレジに音声出力機能が備わっていない、あるいは設定が無効になっているためです。

また、スマホ側（d払いアプリ）から音が出ることは基本的にありません。支払い完了通知は、画面上での表示およびバイブレーションなどで通知される設計となっています。

「レジで音が鳴るのが気になる」という声もあります。その場合、レジがしゃべらない店舗を選ぶか、セルフレジを活用するのがおすすめです。最近はコンビニやスーパーでもセルフレジが導入されており、音声が簡略化されていたり、イヤホン対応の機種も登場しています。

また、事前にお店のスタッフに「音声案内は出ますか？」と確認するのもひとつの手です。

d払いを使った際にレジがしゃべるかどうかは、店舗のレジ環境によって異なります。全国チェーンの多くでは音声ガイダンスが流れる一方、個人店や古い端末では無音のこともあります。

音が気になる方は、セルフレジや音声なしの店舗を選ぶ工夫をすることで、より快適にキャッシュレス決済を活用できます。