三井住友銀行の「Olive(オリーブ)」は、クレジットカード・キャッシュカード・デビットカードが一体型となった新しいスマートバンキングサービスです。従来の口座をOliveに切り替える際に、「支店番号や口座番号が変わるのでは?」「カードに口座番号は書いてある?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。本記事では、Olive導入時の変更点やカード記載内容について、具体的に解説していきます。
Oliveに変更しても口座番号や支店番号は基本的に変わらない
Oliveは、従来の三井住友銀行の口座をそのまま活用し、アプリや新しいカードで統合的に管理できるようにするサービスです。Oliveに切り替えても支店番号や口座番号は原則として変更されません。
つまり、口座振込先を他人に伝えている場合でも、Oliveへの移行によって通知し直す必要はありません。ただし、新規でOlive口座を開設した場合は、新しい支店番号・口座番号が割り当てられますので、状況によっては番号が変わるケースもある点に注意してください。
Oliveカードに口座番号は印字されていない
従来の三井住友銀行キャッシュカードには口座番号や支店名が印字されていましたが、Oliveカードには口座番号や支店番号の印字はありません。
セキュリティ対策の一環として、Oliveカードでは口座情報を非表示とし、すべての管理は「Vpassアプリ」または「三井住友銀行アプリ」から行う仕組みです。口座番号が必要な場合は、アプリを起動してログインすれば確認できます。
口座番号や支店番号の確認方法
Olive導入後に口座情報を確認したい場合は、以下の方法が便利です。
- 三井住友銀行アプリ:トップ画面や「口座情報」メニューから確認可能。
- Vpassアプリ:カード連携口座情報を一覧表示できます。
- インターネットバンキング(SMBCダイレクト):PCやスマホからも確認可能。
紙の通帳がない場合でも、アプリを使えばいつでも手軽に口座番号を確認できます。
Olive導入時の注意点:既存口座を移行するか、新規で作るか
Oliveは、既存の三井住友銀行口座をそのまま利用してカード・アプリと連携する方法と、Olive専用口座を新規で作成する方法の2通りがあります。
- 既存口座を利用:支店番号・口座番号は変わらない
- 新規で作成:新たな番号が発番される
切り替え時に「Olive専用口座を新設しますか?」という選択肢が出るため、既存の口座情報を継続したい場合は「既存口座を使用する」オプションを選ぶようにしましょう。
まとめ:Oliveは番号は変わらず、口座情報はアプリで確認する時代へ
三井住友銀行のOliveを導入しても、既存口座を利用する限りは支店番号や口座番号はそのままです。また、Oliveカードにはセキュリティ向上のため口座番号は印字されていませんが、アプリで簡単に確認できるよう設計されています。安心してサービスを利用するためにも、アプリの使い方をあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
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