クレジットカードの引き落とし日に口座に残高が足りないとどうなるか、不安に思う方も多いはずです。この記事では、JCBカードを例にとって、引き落とし日に残高不足だった場合の流れや対処法を解説します。
引き落とし日に残高不足だった場合の基本的な流れ
一般的に、JCBをはじめとした多くのクレジットカード会社は、引き落とし日に口座残高が不足していた場合、再振替(再引き落とし)を行うことがあります。ただし、すべてのカード会社や提携銀行で対応が異なるため注意が必要です。
例えば、JCBカードであれば、引き落とし日が10日でも、その日中や翌営業日に再度引き落としが行われる場合があります。その間に口座に入金すれば、自動的に引き落とされる可能性が高いです。
再引き落としがされない場合の対処法
再引き落としが実施されなかった場合は、カード会社から連絡(ハガキ、メール、電話等)が来ます。この場合、指定された支払い方法(振込やコンビニ払いなど)での対応が必要です。
また、支払いが遅れると遅延損害金が発生し、場合によっては信用情報に影響を与える可能性があるため、迅速な対応が求められます。
給料日の翌日に入金される場合どうすればいい?
「給料日が引き落とし日の翌日」というケースでは、事前にカード会社に相談しておくのがベストです。JCBでは、会員専用ページ「MyJCB」や電話窓口からの問い合わせで事情を説明すれば、再引き落とし予定日などの詳細を確認できます。
また、再振替に対応していない金融機関を登録している場合は、すぐに入金しても自動的に引き落とされないこともあるため注意しましょう。
支払いに遅れた場合のリスク
・遅延損害金の発生(年利14.6%程度が多い)
・信用情報(いわゆるブラックリスト)への記録
・カードの利用停止
・今後のローン審査などへの悪影響
これらのリスクを避けるためにも、支払日に確実に残高があるよう準備するか、万一のときはすぐに連絡することが大切です。
残高不足を防ぐための3つの対策
- 給料日直後に引き落とされるよう支払い日を変更(可能な場合)
- カード引き落とし専用の口座にあらかじめ入金しておく
- 「MyJCB」などのアプリで利用金額や引き落とし予定を都度チェック
まとめ:まずは連絡・確認を
JCBなどのカード会社は、引き落とし日に口座残高が不足していても、一定期間内であれば再引き落としなど柔軟な対応をしてくれるケースがほとんどです。ただし、その対応内容や期限はケースバイケースなので、早めにカード会社へ連絡し、再振替や支払い方法を確認することが何より重要です。
万一に備えて、事前に対策をしておくことでトラブルを未然に防ぐことができます。
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