年末調整での収入金額の計算方法と間違えた場合の対応について

社会保険

年末調整で収入金額を正しく記入することは非常に重要です。特に新入社員の方は、どの給与を合計して記入すべきか、また収入金額に関してどの部分を記載すればよいか迷うことがあるかもしれません。この記事では、その疑問を解決し、正しい方法で年末調整を進めるためのアドバイスを提供します。

1. 収入金額の合計期間はどこからどこまで?

年末調整の「収入金額」の合計期間は、今年の1月1日から12月31日までの期間を対象にします。ただし、あなたが4月から入社した場合、その年の4月から12月までの期間の給与を合計して記入します。前年の収入を含める必要はなく、入社後の給与のみが対象です。

この期間に得た給与をすべて合計し、その金額を収入金額として記入します。

2. 収入金額の記入について

収入金額は、税金が引かれる前の金額、つまり基本給をベースに記入します。社会保険料や雇用保険料などが差し引かれた後の「手取り額」ではなく、税金が引かれる前の総支給額を記入することが求められます。

注意すべき点は、税金や社会保険料が引かれる前の額を正確に記入することです。この額は給与明細に記載されていますので、それを参考にしてください。

3. 金額を間違えて記入した場合の対応方法

年末調整の書類に記入した金額に誤りがあった場合、誤って記入した部分に二重線を引いて訂正し、その横に訂正印を押すことが求められます。この方法で訂正を行うことで、正式に訂正されたことが証明されます。

誤りをそのままにして提出することは避け、必ず訂正してから提出しましょう。

まとめ

年末調整では、収入金額を正確に記入することが求められます。特に新入社員の場合、給与の合計期間や収入金額の記入方法に戸惑うこともあるかもしれませんが、しっかりとした手順を踏むことで安心して手続きを進めることができます。

間違って記入した場合でも、訂正する方法があるので慌てずに対応しましょう。必要な情報をしっかり把握し、年末調整をスムーズに進めることが大切です。

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