社会保険に加入したら国民健康保険はどうする?脱退手続き・保険証返却ガイド

国民健康保険

就業先で社会保険に加入した場合、それまで加入していた国民健康保険はどうなるのか?手続きの必要性や注意点をわかりやすく解説します。

社会保険に加入=国民健康保険の脱退が必要

会社で健康保険に加入した場合、原則として国民健康保険を脱退する手続きが必要です。自動的に脱退にはなりません。

放置していると二重加入状態となり、不要な保険料を請求されることもあるため、早めの手続きが重要です。

手続きの場所は「市区町村役所」

国民健康保険の脱退は、お住まいの市区町村役所の「保険年金課」などで行います。転入・転出手続きとは別窓口で対応している自治体もあるため、事前に確認しておくと安心です。

脱退に必要な書類・持ち物

  • 就職先の社会保険証(発行済のもの)
  • 国民健康保険証(返却用)
  • 本人確認書類(マイナンバーカードや免許証など)
  • 印鑑(必要な自治体もあり)

手続き自体は10~15分ほどで完了し、その場で国保の脱退が確定します。

いつまでに手続きすべき?

社会保険の加入日から14日以内が目安です。多少遅れても受け付けてもらえますが、保険料の二重請求を避けるため、できるだけ早めに行いましょう。

万が一、数か月後に気づいても、加入日を証明できればさかのぼって脱退処理が可能です。

実例:6月1日入社・6月10日に役所で手続き

例:6月1日付で社会保険に加入 → 同月10日に役所へ出向き、保険証を提示して国保脱退完了。6月分の国保保険料は日割りで精算され、重複分は請求されずに済んだ。

まとめ

就業先で社会保険に加入した場合、国民健康保険の脱退手続きと保険証の返却は必須です。手続きを怠ると、不要な保険料が発生するリスクがあります。

必要書類をそろえて早めに市区町村役所で手続きを済ませ、スムーズに保険の切り替えを行いましょう。

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