銀行のキャッシュカードがロックされたときの対処法|暗証番号を間違えた場合の正しい対応手順

貯金

キャッシュカードの暗証番号を何度か間違えると、安全のためにカードがロックされることがあります。こうした事態は焦りがちですが、落ち着いて正しい対応を取ることで、スムーズに解決できます。本記事ではカードロックの解除方法や注意点を詳しく解説します。

暗証番号を間違えるとどうなる?ロックされる仕組み

多くの銀行では、ATMなどで暗証番号を3回連続で間違えると不正使用防止のためにカードが自動的にロックされます。これはセキュリティ対策として設定されているもので、一定回数の誤入力によってロックされる仕組みです。

このロック状態では、ATMでの出金・振込などの操作ができなくなり、店舗やネットバンキングでの一部機能にも制限がかかることがあります。

ロックされたキャッシュカードの解除方法

カードのロックを解除するには、原則として銀行窓口での手続きが必要です。以下のような流れになります。

  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)を持参する
  • ロックされたキャッシュカードを持って銀行窓口へ行く
  • 暗証番号再設定またはカード再発行の手続きをする

銀行によっては、その場で即時に暗証番号の再設定ができる場合と、新しいカードの発行が必要な場合があります。

暗証番号の再設定にかかる費用と所要時間

通常、暗証番号の再設定は無料ですが、カードの再発行を伴う場合は手数料が発生する銀行もあります。相場はおおむね500~1,100円程度です。

再発行の場合、手続きから1週間前後で新しいカードが郵送されることが一般的ですが、銀行によって即日発行が可能なケースもあります。

暗証番号を忘れないための工夫

暗証番号の間違いを防ぐためには、次のような工夫が役立ちます。

  • 誕生日や電話番号など推測されやすい番号は避ける
  • 使い回しせず、各カードごとに異なる番号を設定
  • メモを財布などに入れず、安全な場所に保管
  • 定期的に番号を見直し、覚えやすく忘れにくいものに変更

また、どうしても暗証番号を忘れそうな場合は、スマートフォンのパスワード管理アプリなどを活用するのも一つの手です。

よくある誤解と注意点

カードロックと口座凍結は異なる措置です。暗証番号の誤入力によるロックは、あくまでカード機能に関する制限であり、口座そのものは利用可能です(ネットバンキングなどでの残高照会などは可能な場合が多いです)。

ただし、同様のミスを繰り返すと、銀行側から不審な取引と判断され、利用制限がかかることもあるため注意しましょう。

まとめ

キャッシュカードの暗証番号を間違えてロックされても、銀行窓口での手続きを行えば再設定・解除が可能です。焦らずに必要な本人確認書類を用意し、早めに最寄りの支店で対応することが重要です。

また、暗証番号は安全に管理し、覚えやすく他人に推測されにくい番号を設定することで、再発防止にもつながります。定期的な見直しもおすすめです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました