ゆうちょ銀行のATMは全国各地に設置されており、三菱UFJ銀行など他行のキャッシュカードも利用可能な便利な存在です。しかし、他行カードでの利用には利用上限額や制限も存在します。本記事では、三菱UFJ銀行のキャッシュカードでゆうちょATMを使って現金を引き出す際の限度額や注意点について詳しく解説します。
ゆうちょATMでの引き出し限度額の基本
ゆうちょ銀行のATMで三菱UFJ銀行のキャッシュカードを使用する場合、引き出せる金額には以下のような制限があります。
- 1日あたりの引き出し限度額:通常50万円(デフォルト設定)
- 1回あたりの引き出し限度額:ゆうちょATM側の仕様により、最大20万円までの場合あり
- ATMによっては、時間帯によって引き出し可能額が制限されることも
つまり、例え口座に50万円の残高があり、銀行側の1日上限が50万円であっても、ゆうちょATMでは一度に20万円しか引き出せないことがあります。
三菱UFJ銀行側の限度額設定を確認しよう
三菱UFJ銀行では、キャッシュカードの利用限度額をネットバンキングやATMから自由に設定変更することができます。デフォルトでは以下のような設定になっています。
項目 | 金額 |
---|---|
ATM現金引き出し上限(1日) | 50万円 |
磁気ストライプ利用時 | 上限10万円(セキュリティ対策) |
特にICチップ未対応のATMや、ゆうちょATMのように暗証番号のみで認証される場合は、上限が10万円に制限されている可能性があります。三菱UFJダイレクトにログインし、事前に設定を確認・変更しておきましょう。
ゆうちょATMの稼働時間と手数料
ゆうちょATMは平日・土日祝日ともに稼働しているものが多いですが、店舗や設置場所によって異なります。営業時間外は利用できず、また以下のような手数料がかかる点にも注意が必要です。
- 平日日中(8:45~18:00):110円
- 平日時間外・土日祝:220円
手数料は三菱UFJ銀行から引き落とされ、利用明細にも表示されます。
実際の利用時の注意点
一部のATMでは1回の引き出し金額が少額に制限されている場合があります。特に地方のゆうちょATMやコンビニ併設のミニATMでは、1回あたり10万円未満しか引き出せないこともあるため、複数回に分ける必要があります。
また、カードの磁気不良や設定エラーによって引き出しできないこともあります。その場合は三菱UFJ銀行に問い合わせてカードの状態を確認しましょう。
まとめ:限度額を把握して計画的に引き出そう
ゆうちょATMで三菱UFJ銀行のキャッシュカードを使う際の引き出し限度額は、ATM側と銀行側の両方に制限があります。通常は1回あたり20万円まで、1日あたりは最大50万円までですが、カードの設定次第ではもっと少額になることもあるため、事前に限度額を確認することが重要です。
あらかじめネットバンキングで引き出し上限を調整したり、複数のATMを利用することでスムーズな現金引き出しが可能になります。
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