通帳の記帳において、全体の履歴ではなく特定の期間や取引だけを記帳したい場合、銀行にお願いできるのか疑問に思う方も多いでしょう。例えば、1月や12月だけ、あるいはそれらの月をまとめて記帳してほしいというケースです。この記事では、銀行での記帳手続きの基本と、部分的に記帳を依頼する方法について解説します。
銀行での通帳記帳とは
通帳記帳は、銀行に預けている通帳に対して、預金や引き出し、振込などの取引履歴を記録する作業です。通常、記帳は一度にまとめて行われ、特定の取引だけをピンポイントで記帳することは一般的ではありません。ただし、依頼によって対応可能なケースもあります。
通帳記帳は、ATMを利用した自動記帳や、窓口で行う手続きがあり、取引内容やタイミングによって記帳の方法も異なります。
部分的な記帳依頼は可能か？
銀行に通帳記帳の内容を指定して依頼できるかどうかは、銀行のポリシーや担当者の判断によります。通常、通帳に記載されるのは、全ての取引履歴であり、指定した期間のみを抜き出して記載することは難しいことが多いです。
ただし、銀行によっては、特定の期間の取引内容を別途紙で出力してくれるサービスがある場合もあります。このサービスを利用すれば、1月や12月、あるいはそれらの期間だけを後から印刷することが可能な場合もあるので、相談してみる価値があります。
銀行に依頼する際のポイント
部分的な記帳依頼をする場合、銀行に問い合わせを行い、希望する内容を詳しく伝えることが重要です。例えば、次のような情報を準備しておくとスムーズです。
- 記帳を希望する期間（例：1月1日〜1月31日、12月のみ）
- 特定の取引（振込や引き出し）に関して記帳をお願いする
- その取引が何月何日に行われたか、またその金額などの詳細
また、銀行によっては「履歴の取り寄せサービス」を提供しており、オンラインバンキングを通じて取引履歴を確認・ダウンロードできる場合もあります。こうしたサービスも活用することで、部分的に履歴を確認することが可能です。
銀行による対応の違い
全ての銀行が部分的な記帳依頼に応じているわけではありません。また、ATM記帳ではその場で一部の期間を記録することができない場合も多く、基本的には窓口対応となります。窓口では、取引履歴を整理して出力してくれることもありますが、必ずしも無料で提供されるわけではなく、手数料がかかる場合もあります。
依頼の際は、事前に手数料がかかるかどうかを確認し、必要な手続きを整えておくことが重要です。
まとめ
通帳記帳に関して部分的な記帳を希望する場合、銀行に直接問い合わせて対応を確認することが大切です。通常は全ての取引履歴をまとめて記帳しますが、銀行のサービスや窓口での対応によっては、特定の期間の履歴を取り出すことができる場合もあります。どのように手続きが進むか、銀行に事前に確認してから依頼をするようにしましょう。
コメント