韓国旅行中にNAMANEカードを作成し、帰国後にアプリから日本円で返金申請したものの、現地での返金窓口にアクセスできず、返金が実行されずに困っているという投稿をよく見かけます。本記事では、NAMANEカード返金問題の対応手順や相談先をわかりやすく整理します。
NAMANEカードの返金制度の仕組み
NAMANEカードはプリペイド式カードであり、残高は返金申請によって払い戻しが可能です。ただし、自動的に返金される仕組みではなく、アプリ上で申請後、指定の窓口へ訪問する必要があります。申請から一定期間後も手続きを行わないと、ロックや使用停止の対象となります。
渡航終了後にメールやチャットで問い合わせても、対応が遅れるケースが多く、結果として返金できないまま期限を過ぎてしまうケースもあります。
返金の正式手順と申請条件
返金には以下のような正式な手順があります。
- NAMANEアプリの「Refund & Termination」→「Apply for Pay Balance Refund」で申請
- 申請後、MoneyBoxの指定支店で対面処理
- 申請時には、残高が前回チャージ後60%以上消費されていること、かつ残高が20,000KRW以上必要
これらが満たされなければ返金が進まないか、ロックされる可能性があります。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
代表的な返金窓口〈MoneyBox〉の情報
2024年4月より、ソウルの明洞(Myeongdong)本店およびソウル駅支店で「MoneyBox Refund」サービスが開始されました。申請日の当日に窓口を訪問する必要があります。
この窓口では、日本円など複数通貨での返金対応が可能で、申請後すぐ手続きが完了します(返金手数料あり)。ただし、渡航者本人(パスポート持参)が必要です。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
返金トラブル時の相談先と対応手順
複数回窓口を訪れたのに返金されていない場合、メール対応も途絶えているなら、以下の順で相談してください。
- アプリから再申請して返金履歴を確認
- NAMANEの公式Chat(Happy Talk)で運営へ直接問い合わせ
- MoneyBox明洞本店や駅支店へパスポート持参で渡航して再訪問
- 滞在国の消費者相談窓口(日本貿易振興機構JETRO・韓国大使館)に相談
特に公式Chatでは、購入元(Creatripなど)や取引場所・日時を伝えることで対応優先される可能性があります。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
実例と注意点:放置が招くロック状態
例えば、残高申請後に3週間経過しても返金窓口に赴けず、カードがロックされたというケースがあります。再申請やロック解除手続きが必要な場合もあるため、なるべく申請直後の訪問がベストです。
また、返金対象となるのは「Pay Balance」のみであり、交通用残高(Transit Balance)は返金対象外です。残高振替を済ませてから申請するように注意してください。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
まとめ:返金を確実に成功させるために
NAMANEカードの返金手続きは、アプリ申請+MoneyBox窓口訪問が原則です。返信なしメールや返金失敗の場合でも、Chatや再申請、渡韓しての対応など、諦めずにアクションを起こしましょう。
困ったときには、日本の消費者相談窓口や韓国の日本大使館領事部なども活用できるので、早めの対応と複数のチャネルを駆使して返金を確実に受け取ってください。
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