X(旧Twitter)から「プレミアム購入領収書」のメールが届いたものの、購入した覚えがない、カードも使っていない。そんなケースは近年増えている詐欺や不正請求の一例と考えられます。この記事では、こうしたトラブルの対応手順を詳しく解説します。
不審なメールの特徴と確認ポイント
Xから届いたメールが本物かどうかをまず確認しましょう。正規のメールアドレス(例:support@twitter.com)で届いているか、メール内のリンクが「x.com」や「twitter.com」ドメインかを確認してください。
詐欺メールはHTMLで本物そっくりに偽装されている場合があり、クリック誘導先が不審な外部サイトの場合は情報を入力せず無視し、削除してください。
自分のXアカウントを確認する
ログインして、「設定とサブスクリプション」→「サブスクリプション」の項目を確認してください。そこに「Premium」や「Blue」などの有料登録がなければ、アカウント自体には課金が発生していません。
不正利用された別アカウントによる請求である可能性もあるため、他人にアカウントを乗っ取られていないかも念のため確認しておきましょう。
クレジットカード会社へ速やかに連絡
請求明細に不明な「X」または「Twitter」名義の決済がある場合は、すぐにカード会社へ連絡し、不正利用として調査依頼しましょう。VISAカードを持っていない場合でも、家族カードや別の契約に紐付いていないか確認が必要です。
可能であれば、該当請求を止めてもらい、カードを停止・再発行してもらうことも検討してください。
X(Twitter)への問い合わせ手順
Xには問い合わせフォームが用意されています。以下のリンクからアクセスし、「サブスクリプションと請求に関する問題」を選んで詳細を送信してください。
英語で送る必要がある場合は、簡潔に以下のような文章を使うとスムーズです。
"I received a receipt for a Premium subscription, but I never subscribed to it. I do not own a VISA card. Please investigate."
詐欺・不正請求への備えと対策
- 二段階認証を必ず設定し、アカウント乗っ取りを防止
- クレジットカードは明細をこまめに確認し、不審な取引がないかチェック
- 公共Wi-Fiではログインや決済は避ける
- メールにあるリンクは必ずURLを確認し、信頼できるものだけクリック
また、GoogleやApple経由でサブスク契約をしている場合は、それぞれの管理画面で課金状況をチェックしてください。
まとめ:冷静な対応と早期の連絡がカギ
「自分が使っていないのに請求が来た」と感じたら、まずは冷静に確認し、クレジットカード会社とXのサポートへ迅速に連絡することが重要です。
フィッシング詐欺の可能性もあるため、不審なメールリンクをクリックせず、公式サイトから手続きするよう心がけましょう。
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