イオン銀行の口座を解約した後、手元に残る「キャッシュ＋デビットカード」をどう扱えばいいのか迷う方は多いかもしれません。口座が使えない以上、カードも使用不可となりますが、単に捨てるだけで本当に問題ないのでしょうか？今回は、解約後のカード処分に関する正しい対応を解説します。
イオン銀行のキャッシュ＋デビットカードの機能とは
このカードは、キャッシュカードとVisaデビットが一体化された多機能カードです。口座から即時引き落としされるデビット機能のほか、ATMからの入出金や口座管理にも使用されます。
イオン銀行の口座を解約すると、このカードは無効化され、どの機能も使えなくなります。ただし、カード自体には個人情報が含まれているため、取り扱いには注意が必要です。
カードは返却する必要があるのか？
基本的にイオン銀行では、キャッシュ＋デビットカードの返却義務はありません。公式サイトにも返却の明記はなく、多くの利用者が自己処分を行っています。
ただし、イオン銀行の公式サイトやカスタマーサポートに確認をとることで安心できる場合もあります。特殊な事情（カードに関する調査、再発行等）がある場合は、返却指示があるかもしれません。
安全な処分方法とは？
カードには口座番号や名前などの個人情報が印字されています。したがって、以下のような手順で情報漏洩を防ぐための処分を行いましょう。
- 磁気ストライプ部分をハサミで数カ所に切る
- ICチップも物理的に破壊する
- カード本体も複数に切断し、分割して廃棄
上記のように安全な処分を行うことで、第三者による悪用リスクを限りなくゼロにできます。
カードの破棄前に確認すべきこと
処分する前に以下の点を再度確認しておくと安心です。
- カードに関連する支払い設定や引き落としがないか（公共料金やサブスクなど）
- ポイントやキャッシュバックが残っていないか（イオン銀行ポイントクラブなど）
- ネットショッピング等の支払い方法に登録されていないか
特に、サブスクリプションサービス等でこのカードを利用していた場合は、他の決済手段への切り替えを忘れずに。
カードが利用停止になるタイミング
イオン銀行の口座解約が完了すると、同時にキャッシュ＋デビットカードの機能も停止されます。そのため、カードが仮に手元にあっても支払いに使用されることはありません。ただし、まれに残高不足で処理が保留される支払いがあるため、明細確認も重要です。
まとめ：安全第一で処分を
イオン銀行のキャッシュ＋デビットカードは、口座解約後に自分で安全に処分すれば問題ありません。返却義務は基本的にありませんが、念のための確認を取ることもおすすめです。
ハサミやカッターで確実に情報を破壊してから廃棄することで、個人情報漏洩のリスクを避けることができます。不要なトラブルを防ぐためにも、最後まで丁寧に対応しましょう。
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