海外旅行において、現地通貨での支払いやATM引き出しで手数料を抑えるために活用されるのがデビットカードです。とくにオーストラリアはキャッシュレス化が進んでおり、デビットカード一枚あればほぼすべての支払いをカバーできます。この記事では、オーストラリア旅行に持って行くのに最適な「手数料が安い」デビットカードを厳選して紹介し、その選び方も解説します。
海外で使えるデビットカードの種類と仕組み
デビットカードは銀行口座と連動しており、決済と同時に口座から即時引き落としが行われます。クレジットカードと異なり借金にならず、使いすぎを防げるのが特長です。VisaやMastercardなど国際ブランドが付いたものなら、オーストラリアのほとんどの店舗で利用可能です。
海外で使う際は、「為替レート+海外取引手数料」がかかります。これらのコストが安いカードを選ぶことが、節約の鍵となります。
オーストラリア旅行で人気の低手数料デビットカード5選
- 住信SBIネット銀行Visaデビット
海外事務手数料:2.50%|ATM利用手数料:無料枠あり - 楽天銀行Visaデビット
海外手数料:3.00%|ポイント還元もあり - ソニー銀行Sony Bank WALLET
海外事務手数料:1.76%|為替コストも明示的でわかりやすい - GMOあおぞらネット銀行デビット
VisaまたはMastercard選択可|手数料:2.0〜2.5% - JNB Visaデビット(ジャパンネット銀行)
比較的控えめな手数料|アプリ管理も便利
中でもおすすめは、ソニー銀行のSony Bank WALLET。オーストラリアドル口座を開設し、現地通貨で直接支払うことで為替手数料を最小限にできます。
手数料以外に注目すべき選び方のポイント
デビットカード選びでは手数料だけでなく、以下の点も重要です。
- 海外ATMでの引き出し対応(PLUS・Cirrusなど)
- アプリでのリアルタイム利用履歴確認
- 利用停止やロック機能の有無(紛失対策)
- サポート体制(24時間コールセンターなど)
たとえば楽天銀行はアプリの使い勝手が非常に良く、初めて海外でデビットカードを使う方にも安心です。
オーストラリアでデビットカードを使う際の注意点
デビットカードは便利ですが、いくつか注意点もあります。
- ホテルやレンタカーではクレジットカードを求められる場合がある
- 稀に通信トラブルで決済が通らないことがある
- 引き出しにはATMごとの利用手数料も別途加算される場合がある
そのため、デビットカードは「現地の買い物・レストラン支払い」用に、クレジットカードは「保証・緊急用」にと用途を分けておくと便利です。
具体的な使い方の例
たとえば住信SBIネット銀行Visaデビットを持ってオーストラリアに行き、レストランで約50AUDの食事代を支払った場合、即時で日本円に換算されて自分の口座から引き落とされます。為替手数料を含んだ金額が明細に表示されるので、支出が一目瞭然です。
また、現地ATMで100AUDを引き出すと、利用手数料込みのレートが即時反映されるため、現金も必要な分だけ安全に管理できます。
まとめ:オーストラリア旅行に向けて、手数料と利便性のバランスが取れたデビットカードを準備しよう
オーストラリアではデビットカードがとても便利に使える環境が整っています。特に為替手数料が安く、管理アプリが使いやすいカードを選ぶことが、旅行中の安心と節約につながります。今回ご紹介した5枚の中から、用途や好みに合ったものを選んで、安心して旅を楽しんでください。
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