家族や知人のローンに保証人として関わることがある中で、「自分自身もローンを組みたい」と思った際に、保証人であることが影響するのか気になる人は多いでしょう。今回は、オリココーポレーション(オリエントコーポレーション)で保証人になっている場合に、同じ会社で新たにローンを組めるのかについて解説します。
保証人として登録されていてもローンは組めるのか
結論から言えば、保証人であること自体が直接的なローン審査の足かせになるわけではありません。ただし、審査時には保証している債務が「潜在的な負債」として加味される可能性があります。
保証人の債務状況は、ローン審査の「返済能力の評価」において確認され、信用情報機関に登録された内容や現在の収入・勤務状況と合わせて総合的に判断されます。
オリコにおける審査の仕組み
オリコでは、ローン申請者本人の信用情報・収入・職業・勤続年数・他社借入状況などを総合的に審査します。保証人になっていること自体は「過去の金融行動」として記録されるのみで、遅延や債務不履行がなければ致命的なマイナスとはなりません。
今回のように、本人が延滞なく支払いを続けている場合、保証人であるお母様に悪影響はほとんどありません。
信用情報機関での登録とその見方
保証人の情報も、信用情報機関(CICやJICCなど)には記録されていることがあります。ただし、保証人情報がローン履歴にどのように反映されるかは金融機関によって異なります。ローン申し込み前に、ご自身の信用情報を開示して確認することもできます。
審査に影響するその他の要素
審査においては、保証人であるかどうか以外に以下の点も重視されます。
- 現在の年収と返済比率
- 勤務先と勤続年数
- 既存の借入件数と残債額
- 過去の延滞歴や債務整理の有無
お母様が安定した収入を得ていて、延滞歴もないのであれば、保証人であってもローンが通る可能性は十分にあります。
実例:保証人でもローンを通過したケース
ケース1:父親の住宅ローンの保証人になっていた女性が、オリコで自分名義のオートローンを申し込んだところ、審査に通過。現在の収入と信用状況が良好だったことが決め手。
ケース2:兄の教育ローンの保証人だった人が、同じくオリコで家電購入のショッピングローンを申請。過去に延滞がなく、他に借入もなかったため、スムーズに契約成立。
まとめ:保証人でもローン審査は通る可能性が高い
オリコで保証人になっているからといって、新たなローンが組めないということはありません。重要なのは現在の信用状況と返済能力です。安定した収入と過去の良好な返済履歴があれば、審査通過は十分可能です。不安な場合は、事前に信用情報を確認したり、仮審査を受けることでより確実な判断ができます。
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