水道代は家庭ごとに異なりますが、突然の高額請求や使用量が多いと感じたときには「これって普通なの?」と不安になります。今回は、名古屋市で4人家族・2ヶ月で60m3・15,000円という水道料金が高いのかどうか、また節水のポイントについても解説します。
名古屋市の水道料金の仕組みを知ろう
名古屋市の水道料金は上下水道一体型で、使用水量に応じた段階制料金になっています。基本料金と従量料金(使った分に応じた金額)の合計に消費税がかかります。
例として、2024年度の名古屋市の水道料金は以下の通りです。
使用水量 | 料金(上下水道合計) |
---|---|
20m3/月 | 約3,200円 |
30m3/月 | 約5,300円 |
40m3/月 | 約7,500円 |
60m3/2ヶ月の場合、月30m3使用という計算になります。これは一般家庭としては平均的かやや多めの使用量です。
4人家族で60m3/2ヶ月は多い?
総務省の統計によれば、4人家族の平均的な水道使用量は月30m3前後とされています。つまり2ヶ月で60m3は「標準的な使用量」といえる範囲です。
ただし、使い方によっては無駄が生じている可能性も。以下の点に注意すると良いでしょう。
- 長時間のシャワー
- 洗濯機を少量で回している
- 食洗機や風呂の追い焚きを頻繁に使用
15,000円の請求額は妥当?
名古屋市の水道料金で上下水道含め、月30m3使った場合、1ヶ月あたり約5,300円が目安です。2ヶ月だと約10,600円ですが、基本料金、上下水道の組み合わせ、地域調整額、消費税などで15,000円程度になることもあります。
特に、賃貸やマンションの場合は独自の加算や管理費と合算されているケースもあるため、請求明細を確認するのが大切です。
節水のアイデアで無理なく水道代をカット
もし水道代を見直したいと感じたら、以下のような小さな工夫が節水につながります。
- トイレを「小」で流せるときは積極的に利用
- 食器をまとめて洗い、洗い桶を活用する
- お風呂の残り湯を洗濯や掃除に使う
- 節水型シャワーヘッドに交換
実際、シャワー時間を5分短縮するだけで、月1,000円以上節約できたという声もあります。
まとめ:標準的だが見直しで節約の余地あり
名古屋市で4人家族・2ヶ月で60m3・15,000円の水道代は、決して「使いすぎ」とは言えません。ただし、日々の生活習慣を少し見直すことで、今より水道代を抑えることは可能です。
まずは明細を確認し、使い方の傾向を知るところから始めてみましょう。家族全員で協力すれば、楽しみながら節水ライフを送ることもできます。
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