身内から振込があったのに、こちらの十八親和銀行口座に反映されず、福岡銀行でも履歴がないと言われた──そんなトラブルは意外と多く、原因と正しい対応を知っておくことが大切です。
振込が反映されない主な理由
銀行間の振込は、全銀システムの稼動時間やメンテナンス、受付時間外などの要因によって処理されない場合があります。たとえば、福岡銀行では土日祝日を除き、ほぼ即時入金が基本ですが、受付制限がかかるケースもあります :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
また、振込依頼人が予約扱いで手続きをしていたり、ネットバンキングの画面上では完了していても、実際の振込指示がシステムに反映されていない可能性もあります。
まず確認すべきポイント
① 振込記録と実行状況
振込人に振込名義・日時・金額の「振込明細」や「控え兼履歴」を確認してもらいましょう。
② 銀行のシステム稼働状況
特に週末・連休・メンテナンス期間中は振込が反映されないことがあるため、次の平日まで待機する必要があります :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
銀行に相談する場合の手順
1. あなたの口座がある十八親和銀行へ「振込が届いていない」旨を相談します。
2. 振込元銀行(福岡銀行)にも「振込の控えをもとに、正しく送金されたか」の確認を依頼します。
この際、両行に
「振込日時・金額・依頼人名」「振込明細のコピー(画面でも可)」
を提供すると調査がスムーズになります。
それでも解決しない場合の対応策
① 両行での調査依頼が不十分な場合、銀行の苦情窓口や相談サービスを使いましょう。
② それでも埒が明かない場合は、消費者相談センターや金融ADR(裁判外紛争解決手続)の利用も選択肢です。
再発防止のためにできること
・振込控え(電子または紙)を保存
・大きな金額の場合は振込完了後に電話やSMSで確認
・緊急時には両行ともに窓口で正式な証明書発行の依頼を行い、記録を残す
まとめ
振込が未着で「どこに消えた?」と困る前に、まずは振込明細・日時・金額の事実を整理し、両行へ事実関係の確認を依頼しましょう。簡単な手順をふむことで、見えなかった原因が明らかになることがほとんどです。
もし不当と感じる対応が続くようなら、消費者相談センターや金融ADRへの相談を検討ください。
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