家計簿をつけていく中で、「美容代」「遊び代」「家賃」など費目ごとに予算管理をしたいという方は多いものの、ほとんどのアプリが合計金額しか表示せず、項目別の残高が見えづらいという課題があります。この記事では、それぞれのカテゴリごとにいくら使って、あといくら使えるかを簡単に把握できる家計簿アプリや管理方法を紹介します。
カテゴリ別に予算と残高が見える家計簿アプリの特徴
費目別に支出を管理するには「予算設定」機能が細かくできるアプリを選ぶのが重要です。以下のような条件を満たしているものが理想的です。
- カテゴリごとに予算を設定できる
- 支出を自動でカテゴリに振り分けてくれる
- 各カテゴリの「使った金額」と「残り予算」が一目で見える
特にこの「残り使える金額」がカテゴリ別に出るかどうかは選ぶうえで大事なポイントです。
おすすめアプリ1:Moneytree(マネーツリー)
マネーツリーは銀行口座・クレジットカード連携が強力な家計簿アプリで、カテゴリ別の支出管理にも対応しています。
カテゴリごとの予算は手動で設定できますが、連携しているカードや口座からの支出も自動的にカテゴリ判別され、「今月の美容代:5,000円/予算10,000円」のように進捗が見える点が特徴です。
おすすめアプリ2:OsidOri(オシドリ)
OsidOriは夫婦・パートナー間の家計共有を想定したアプリですが、個人で使ってもとても便利です。カテゴリごとの予算設定が可能で、使った金額と残り予算が分かりやすく表示されます。
また、カスタムカテゴリも作れるので「推し活費」「コスメ代」など細かく分けて管理することも可能です。
おすすめアプリ3:Zaim(ザイム)
Zaimは手入力派にも人気のある家計簿アプリです。カテゴリ別予算と残高が見える「予算機能」が充実しており、グラフでの視覚化もされています。
「今月あといくら使えるか」がカテゴリ単位で明確に表示されるので、毎日のお買い物でも迷いにくくなります。
代替手段:アプリで難しい場合はGoogleスプレッドシートでもOK
アプリのUIや機能が合わない場合は、Googleスプレッドシートで自分専用の家計簿を作るという手もあります。
費目ごとに「予算」「使った金額」「残り金額」の3列を用意し、=予算-支出 の計算式を入れるだけで、必要な情報が一目で分かるカスタム家計簿が完成します。
よくある家計簿アプリの落とし穴と対策
- 合計残高しか表示されない:カテゴリ別に表示されるか事前に確認
- 予算オーバーに気づきにくい:アラート通知や色で警告されるアプリを選ぶ
- 入力が面倒で挫折:レシート読み取り機能があるアプリを活用
まとめ:カテゴリ別に残高を把握できるアプリでストレスのない家計管理を
「美容代」「遊び代」「食費」など、使い道ごとにお金の管理をしたい方にとって、カテゴリ別の予算と残高が明確に見える家計簿アプリは非常に有効です。
Moneytree、OsidOri、Zaimのようなアプリを使うことで、細かな管理も簡単にでき、無理なく継続できます。自分に合った方法を見つけて、楽しく家計を整えていきましょう。
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