新卒社会人の生活費17万円は高い?一人暮らしの支出内訳と見直しポイントを徹底解説

家計、節約

新卒で一人暮らしを始めたばかりの社会人にとって、毎月の生活費は家計管理の第一歩です。しかし、周りと比べる機会も少なく「自分の支出は多いのか、無駄があるのか」がわからないという悩みも多いでしょう。この記事では、月17万円前後の支出内訳をもとに、新卒一人暮らしの平均と比較しながら見直しポイントを解説します。

平均と比較!17万円の生活費は高いのか?

まず、一般的な新卒一人暮らしの生活費の平均は、家賃を除いた生活費でおおよそ8万円〜10万円程度といわれています。家賃込みで考えると15万円〜17万円程度が平均的とされ、17万円前後で収まっているのは決して高すぎる水準ではありません

ただし、出費のバランスや「継続的に発生するコスト」に偏りがないかは確認しておきたいポイントです。特に引っ越し直後などは初期費用がかさむため、正確な家計評価は3〜6カ月の平均で見るのが理想です。

支出内訳の例と見直し候補

以下は実際の支出内訳(仮)と、それぞれの評価・見直しポイントを表にしたものです。

項目 金額 評価 見直しの余地
家賃 7万円 適正(都心部なら平均的) 削減は難しい
食費 2.5万円 やや高め 自炊比率を見直すと効果大
外食費 1万円 標準 コンビニ依存に注意
光熱費 1万円 季節変動あり 電気契約プランを見直し
家具・家電・日用品 2.5万円 初期費用で高め 今後は1万円以下へ減少見込み
交際費 1〜1.5万円 適正 交際の頻度で調整可能
衣類 1万円 やや高め 必要性の見極めが大事
サブスク 0.3万円 適正 重複契約の見直し推奨
通信費 0.3万円 優秀 格安SIM利用と見られる
その他(趣味・医療) 0〜3万円 個人差あり 突発支出の記録が重要

特に見直したいのは「食費」と「衣類」

固定費以外で見直し効果が大きいのが食費と衣類費です。食費2.5万円+外食費1万円=計3.5万円は少し高めの部類に入ります。外食を減らして自炊の頻度を週4〜5回に増やせば、食費を合計で月2.5万円以内に抑えることも可能です。

また、衣類費が月1万円というのは、年間で12万円となるため、社会人1年目としてはやや高め。セールを活用したり、シーズンごとの購入に抑えるだけでも効果があります。

「家具・家電・日用品」は一時的な出費として考える

現在は引っ越し直後のため、家具・家電に2.5万円程度かかっているのは自然です。冷蔵庫や洗濯機、カーテン、収納用品など、初期投資として必要な支出ですので、長期的には「消える出費」として考えて問題ありません。

半年後にはこの支出が月5,000円〜1万円に減る見込みなら、今の時期だけと割り切ってOKです。

余裕があれば「予備費」や「貯金」の確保も検討

もし毎月17万円で収入とのバランスがとれている場合でも、将来的なトラブルに備えて1万円〜2万円程度の貯金を毎月確保できると安心です。

たとえば、医療費や家電の故障、冠婚葬祭など「突発費用」に対応できるよう、「その他支出」枠を一定金額に抑え、その分を別口座に積み立てておくと将来的な安心材料になります。

まとめ:バランスは良好。今後は「維持」と「予備」に意識を

新卒一人暮らしの生活費17万円は、家計全体としてはおおむね良好なバランスです。今後は家具家電支出の減少によって月16万円程度に落ち着くとの見込みもあり、継続的な家計管理に期待できます。

見直すなら「食費」「衣類」「サブスク」の小さな積み重ねが効果的。浮いたお金は貯蓄や自分の成長への投資に回せると、生活の充実度も高まります。

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