企業の福利厚生サービスとして多くの会社が導入している「ベネフィットステーション」。映画やレジャー施設、飲食店の割引などが受けられる便利な制度ですが、カードだけ保管していて肝心の会員情報を紛失してしまったというケースも少なくありません。この記事では、団体IDや認証コードを紛失した際の対処法と、そもそもベネフィットステーションをどのように利用できるかをわかりやすく解説します。
ベネフィットステーションの基本的な仕組み
ベネフィットステーションは、加入企業・団体の従業員やその家族がさまざまな特典を受けられる会員制サービスです。利用には、団体IDと認証コードでのマイページ登録が必要で、その後ログインして各種サービスのクーポン発行や予約を行います。
会員証(カード)は補助的な存在で、カードだけではマイページにログインできず、多くのサービスも利用できません。
団体ID・認証コードをなくした場合の対処法
もし団体IDや認証コードを記載した台紙や案内を紛失してしまった場合は、まず所属先の人事・総務担当に連絡することが推奨されます。企業がベネフィットステーションに登録している場合、従業員に再発行の対応が可能です。
また、ベネフィット・ステーションの公式カスタマーセンターでも、個人情報を確認したうえで再発行手続きを案内してくれる場合があります。事前に会員証に記載された名前や会社名をメモしておくとスムーズです。
会員証(カード)だけで利用できる場面はある?
一部の施設や特典では、ベネフィットステーションの会員証を提示するだけで割引が受けられるケースがあります。例えば。
- 温浴施設やジムの会員割引
- ベネフィット専用プランがある飲食店
- 映画館(会員証提示で当日券割引)など
ただし、クーポンの事前印刷やマイページからの予約が必要な施設も多いため、基本的には会員情報の再取得が望ましいです。
再発行後のマイページ登録と活用方法
団体ID・認証コードが再発行されたら、ベネフィットステーションの公式サイトでマイページ登録を行いましょう。登録後は次のような特典が利用可能になります。
- レジャー施設やホテルの会員価格予約
- eラーニングや資格講座の割引受講
- 育児支援や健康促進メニュー
スマホアプリ「ベネフィット・ステーション」も提供されており、外出先からもクーポン検索や提示が簡単にできます。
ベネフィット・ステーションの注意点とポイント
・カードだけでは大半のサービスは利用できない
・団体IDや認証コードは紛失しないよう保管を
・企業側に再発行依頼すれば対応できることが多い
・マイページ登録後は豊富な特典を利用可能
特に新入社員や転職直後の方は、福利厚生サービスを見逃しがちです。生活の中でお得に使える機会を逃さないよう、早めに登録しておくことをおすすめします。
まとめ:カードだけでは不十分。会員情報の再取得がカギ
ベネフィットステーションを有効に使うには、団体IDと認証コードによるマイページ登録が不可欠です。カードを持っていても、それ単体では機能が限定されてしまうため、情報を紛失した場合は迅速に再発行を依頼しましょう。サービス内容は充実しており、登録して損はありません。身近な生活をより豊かにするために、ぜひフル活用してください。
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