バイク保険など月額払いの自動車保険を解約したのに、その後も引き落としが継続している――そんな経験をされた方もいるのではないでしょうか。今回は損保ジャパンの二輪向け自動車保険における月払い契約の仕組みと、解約後の引き落としが発生する理由について詳しく解説します。
月払い契約の“解約タイミング”が重要
損保ジャパンのバイク保険(自動車保険)を月額払いで契約している場合、解約の申し出日と保険期間によっては、翌月以降も引き落としが発生するケースがあります。
たとえば、保険が月初にスタートし、10日に解約手続きを行った場合、翌月分の保険料請求がすでに処理されていることがあります。
なぜ解約しても引き落とされるのか?
これは損保会社が保険料を前払い制(月初に翌月分を先に引き落とす)にしている場合に起こります。保険会社によっては「月中解約でも1ヶ月分の保険料は日割りで返金されない」契約になっているため、解約月の保険料が全額発生することがあります。
特に月額払いの場合は、支払いと保障期間が一致していないことが多く、月をまたいで手続きした場合に二重請求のように感じることがあります。
返金がないケースの特徴と確認方法
以下のような契約では、返金されないのが「契約上の正当な対応」であることがほとんどです。
- 月額払い契約で日割り精算なし
- 既に当月分の引き落とし処理が完了している
- 解約日が契約更新日の直前
詳細は保険証券やマイページ、または損保ジャパンのカスタマーセンターで確認できます。
実例:10日に解約しても今月分が引き落とされた
実際に「先月10日に解約手続きを完了したのに今月も引き落とされた」と感じた方のケースでは、契約更新日の関係上、今月分の保険料がすでに課金対象となっていたことが判明しました。
このような場合でも「契約日・引き落とし日・保障期間」の3点を照らし合わせると、意外と整合性が取れていることがわかります。
引き落とし後にすべき対応
まずは損保ジャパンに連絡し、どの期間分の保険料なのか・返金対象になるかを必ず確認しましょう。
もし契約内容と違う課金があった場合は、返金対応される可能性もあります。対応履歴を残すためにも、問い合わせはメールやチャットを活用するのも有効です。
まとめ:損しないためのポイント
・月額払い保険は“解約日と引き落とし日”に注意
・日割り精算されない保険契約もある
・不明な引き落としは必ずカスタマーセンターに確認を
・返金されない場合でも契約内容上は正当であることが多い
知らずに損をしないためにも、保険契約時の「支払い方法と解約時の取り扱い」はしっかり理解しておくことが大切です。
コメント