傷病手当金の申請書は自分で印刷してもOK?入手方法と注意点を解説

社会保険

傷病手当金の申請書は、病気やケガで仕事を休んだ際に経済的なサポートを受けるための重要な書類です。会社から渡されることが一般的ですが、うっかり自宅に忘れてしまった場合など、自分で準備できるか気になる方もいるかもしれません。本記事では、傷病手当金の申請書の入手方法と注意点について解説します。

傷病手当金申請書はウェブからダウンロードできる?

はい、健康保険協会(協会けんぽ)などの公式サイトから申請書をPDF形式でダウンロードすることが可能です。たとえば、全国健康保険協会のウェブサイトには最新の様式が掲載されており、自由に印刷できます。

協会けんぽに加入している場合は、協会けんぽ公式サイトにアクセスし、「申請書ダウンロード」ページから「健康保険 傷病手当金支給申請書」を探してください。

コンビニでの印刷も可能

自宅にプリンターがない方でも、セブンイレブンやファミリーマート、ローソンなど大手コンビニのマルチコピー機を使えばPDFファイルの印刷が可能です。

事前にPDFをスマートフォンに保存しておき、コンビニのコピー機に接続するか、各社の「ネットプリント」サービスを使って印刷するのが便利です。

申請書に必要な記載項目は?

傷病手当金の申請書は主に以下の4つの欄で構成されています。

  • 被保険者(本人)の記入欄
  • 事業主の証明欄
  • 医師の意見欄
  • 事務処理欄(提出先で使用)

自分で印刷する場合でも、会社と医療機関で記入してもらう欄があるため、事前に確認と依頼が必要です。

自分で印刷した書類でも有効なのか?

協会けんぽや健保組合では、自分で印刷した申請書も正式な書類として受け付けています。ただし、印刷する用紙はA4サイズで、提出先の指定様式に誤りがないか注意が必要です。

また、印刷状態が不鮮明だったり、サイズや形式が異なっていたりすると、再提出を求められる場合があるため、PDFファイルは必ず公式サイトから取得するようにしましょう。

よくあるトラブルと回避策

コンビニ印刷でありがちなトラブルには、「両面印刷で提出したら受理されなかった」「拡大・縮小されて印字がずれた」といったものがあります。申請書は基本的に片面印刷で原寸大に印刷しましょう。

また、PDFファイルのバージョンが古かったり、記入欄が欠けている場合もあるため、最新版の様式をダウンロードすることが大切です。

まとめ:忘れても慌てずに対応できる

傷病手当金の申請書は、公式サイトからダウンロードして自分で印刷・提出することが可能です。万が一、会社からもらった書類を紛失したり忘れてしまった場合でも、落ち着いて対応すれば問題ありません。

ポイントは、信頼できるサイトから正確な様式を入手し、適切な用紙・形式で印刷すること。そして必要な箇所には正確に記入・捺印して提出することです。

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