PayPayクレジットを利用していると、「使った月と請求月のズレ」に戸惑うことがあります。特に月末から月初にかけての利用が、どの月の請求に含まれるのかがわかりづらいケースも多く、今回のように「7月2日の利用が6月分の請求に含まれている」ように見えることもあります。本記事では、PayPayクレジットの締め日や請求日の仕組みを詳しく解説しながら、こうした混乱の原因や確認ポイントを具体的に紹介していきます。
PayPayクレジットの締め日と支払日とは?
PayPayクレジットでは「毎月月末が締め日」「翌月27日が支払日」となっています。つまり、6月1日〜6月30日までの利用分が7月27日に請求される仕組みです。
一方で、7月1日以降の利用分は原則「7月分」としてカウントされ、8月27日に請求されるのが通常です。
例外的に“前月”扱いになるケース
ただし、クレジットカードやクレジット機能付きサービスでは「利用日」だけでなく「加盟店からの売上確定日」によって締め日が前後することがあります。つまり、7月2日に決済しても、システム上では6月利用分として処理される場合があるのです。
これは特に「海外加盟店」や「即時反映でないサイト決済」などで起こりやすく、システム処理のタイミングによって、見た目と異なる請求になる場合があります。
確認すべき明細項目と通知
PayPayアプリ内で確認できる「クレジット利用明細」では、各取引の利用日・確定日・支払予定月が表示されています。これにより「どの月の支払いに含まれているか」が明確に把握できます。
また、「PayPayあと払い」利用者は、PayPayアプリの「あと払い管理」画面からも支払予定をチェック可能です。不明点がある場合は、カスタマーサポートへの問い合わせも有効です。
システムの“バグ”ではない可能性が高い
今回のように「7月利用分が6月請求に含まれている」ように見える事象は、多くの場合バグではなく、システム処理の仕様に基づくものです。実際の請求対象月は、取引が「確定」されたタイミングに左右されるため、利用者の体感とはズレが生じることがあります。
とはいえ、明らかに二重請求や不正請求が疑われる場合は、PayPayカスタマーセンターに速やかに連絡しましょう。
対処方法:利用後の確認を習慣化しよう
- 利用後すぐにアプリ内「クレジット利用明細」を確認
- 月末・月初の支払いは特に支払月のチェックを入れる
- 毎月20日以降にアプリ上で請求予定金額を確認する
これにより「いつ支払いになるのか」が正確に把握でき、思わぬ引き落としに備えることができます。
まとめ:月をまたぐ利用は“確定日”で判断される
PayPayクレジットの請求月は「利用日」ではなく「売上確定日」に基づいて決定されるため、7月2日の利用が6月請求に含まれることもあり得ます。これはバグではなく、システムの仕様です。
正しい理解と明細確認を習慣化することで、無駄な混乱を避けることができます。月末・月初の利用には特に注意し、計画的にキャッシュレス生活を楽しみましょう。
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