SBI証券から銀行口座へ出金したお金はいつ現金化できる?仕組みと目安を徹底解説

ネットバンキング

SBI証券を利用して資産運用をしていると、株式や投資信託を売却した後に「現金を引き出したい」と思う場面があります。この記事では、SBI証券から銀行口座に出金した場合、実際に現金として使えるようになるまでの所要時間や手続きの流れ、注意点を詳しく解説します。

出金までの基本的な流れを理解しよう

SBI証券の出金処理は、ユーザーが「出金指示」を行うことでスタートします。通常は、平日の15:00までに出金指示を出すと、翌営業日に指定口座に着金される仕組みです。土日祝や15時以降の指示は、翌営業日扱いとなるため、1〜2営業日かかると考えておくと安心です。

たとえば月曜日の14:00に出金指示を出した場合は、火曜日に銀行口座へ着金するのが一般的です。

売却した資産が現金化されるタイミング

株式を売却した場合、その代金が証券口座で「現金」として使えるようになるまでには「受渡日」というルールがあり、約定日の2営業日後(T+2)に資金が入金されます。

たとえば水曜日に株を売却すると、金曜日に出金可能な残高として反映され、その後に銀行へ出金手続きが可能になります。

銀行口座に着金しても即ATM引き出しできるとは限らない?

銀行口座に入金されたあと、その資金が「即日引き出し可能かどうか」は、各銀行の反映タイミングやシステムによります。一般的には即座にATMやネットバンキングから引き出せるケースがほとんどですが、特定の銀行では数時間程度の遅延があることもあります。

とくに夜間や早朝など、営業時間外の振込処理では反映が翌朝になることがあるため、急ぎで現金が必要な場合は注意が必要です。

住信SBIネット銀行との連携は高速・便利

住信SBIネット銀行をSBI証券と連携設定している場合、「即時入出金」機能により、リアルタイムでの資金移動が可能です。これにより、売却した資産の現金化や引き出しが、ほぼ即時で完了するため非常に便利です。

ただし、即時入金・出金には設定が必要なので、未設定の場合はあらかじめ手続きを済ませておきましょう。

休日や連休にかかるとどうなる?

祝日や土日、ゴールデンウィーク、年末年始などの連休を挟むと、出金・入金の処理は次の営業日に持ち越されるため、通常よりも現金化に時間がかかります

とくに緊急の資金が必要な場合は、営業日を見越して売却や出金手続きを前倒ししておくと安心です。

まとめ

SBI証券から銀行口座への出金は、通常であれば1営業日~2営業日以内に完了します。ただし、売却した資産が現金として引き出せるまでには受渡日(T+2)があるため、実際の現金化までは最大で3〜4営業日ほどかかる場合もあります。

住信SBIネット銀行を利用していれば即時出金が可能になるため、資金の流動性を高めたい方は連携を活用しましょう。出金のスケジュールを理解し、無駄な待ち時間を減らして資金管理をスマートに進めてください。

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