ゆうちょ銀行ATM手数料の落とし穴|平日昼でもファミマで220円かかる理由とは?

貯金

ゆうちょ銀行の口座を使ってコンビニATMから現金を引き出した際、「この時間なら無料のはずなのに手数料がかかった」という経験をしたことがある方も多いかもしれません。特にファミリーマートなどに設置されているATMでは、時間帯に関わらず手数料が発生するケースがあります。本記事では、なぜ手数料が発生するのか、その理由と対策方法を解説します。

「ゆうちょ銀行ATM」と「コンビニATM」の違い

まず知っておきたいのが、ファミマに設置されているATM=ゆうちょATMとは限らないという点です。ファミリーマートには以下の2種類のATMが設置されていることがあります。

  • ゆうちょ銀行ATM(緑色の端末)
  • イーネットATM(白地に青・赤のロゴ)

ゆうちょATMであれば、所定の時間帯に限り引き出し手数料は無料です。しかし、イーネットATMは提携ATMとなるため、時間帯に関係なく手数料がかかる仕組みです。

無料になるのは「ゆうちょATM」限定

ゆうちょ銀行の引き出し手数料が無料になる時間帯は以下の通りです(2024年時点)。

曜日 時間帯 手数料
平日 8:45〜18:00 無料
土曜 9:00〜14:00 無料
上記以外 すべての時間帯 110円

ただし、この「無料」はゆうちょ銀行が直接設置したATMに限られます。提携ATM(ファミマ内のイーネットやローソン銀行ATMなど)は、平日昼間でも220円程度の手数料が発生します。

実際に起きやすい手数料の誤認例

例えば、平日のお昼12時頃にファミマのATMで引き出したAさんは「時間帯は無料なはず」と思い込み、220円の手数料を支払うことになりました。これは、ATMがイーネットだったためで、ATMの設置者が誰かを確認しなかったことが原因です。

ATM画面や本体に「イーネット」「ローソン銀行」などと明記されている場合は、提携ATMです。ゆうちょATMであるかどうかを利用前に必ずチェックしましょう。

手数料を回避するための具体的な対策

無駄な手数料を避けるためには、以下の方法が効果的です。

  • ゆうちょ銀行のATM検索アプリを使って、無料で使えるATMを事前に調べる
  • 「〇〇店内 ゆうちょATM」などと表記されているか確認する
  • なるべく郵便局内のATMを利用する(確実にゆうちょATM)
  • 現金が必要なタイミングを前もって予測し、無料時間帯に計画的に引き出す

また、ゆうちょ公式のATM検索ページでは、ゆうちょATMと提携ATMを区別して検索できるため便利です。

まとめ:手数料がかかるのはATMの種類が理由。時間帯ではない

ゆうちょ銀行のキャッシュカードを使っていても、ファミマ設置のATMがゆうちょATMでなければ手数料はかかります。平日昼間という時間帯だけを頼りにしてしまうと、知らぬ間に220円の手数料を払うことになってしまいます。

「ATMは全部同じ」と思わず、まずは設置者を確認する習慣を持つことで、無駄な支出を確実に防げます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました