海外旅行で安心して使えるクレジットカードの選び方|イギリスやフランスでの注意点と活用法

クレジットカード

近年、イギリスやフランスなどの欧州諸国ではキャッシュレス化が進み、クレジットカードが日常の支払い手段として広く普及しています。特に観光客にとっては、現地通貨を持たずに旅を楽しめる大きな利点となっています。

VISAのマークがあればどのカードでも使える?

一般的に、クレジットカードの「VISA」「Mastercard」などの国際ブランドが表示されていれば、世界中の対応加盟店で利用できます。発行元(楽天、イオン、みずほなど)は関係なく、ブランドが同じであれば原則として問題なく使えます

例えば、「楽天カード(VISA)」も「大人の休日倶楽部カード(VISA)」も、VISAに対応したイギリスのスーパーやレストランであれば等しく利用可能です。

イギリス・フランスでの利用実態と注意点

イギリスではすでに現金払いは少数派となっており、カード決済・タッチ決済が主流です。フランスでも大都市圏を中心に同様の傾向があります。ただし、注意点もいくつかあります。

  • 店舗によってはAMEXやJCBは非対応:VISAまたはMastercardが無難。
  • 公共交通機関や屋台では非対応の場合もある:一部現金も準備を。
  • 日本のICチップ付きカードが主流:磁気カードのみだと対応しない場合あり。

海外でのクレジットカード利用におけるリスク管理

スキミングや不正利用など、海外ではカード被害が起きるリスクもあります。そこで、以下の対策が重要です。

  • 限度額をあえて抑えた「海外用サブカード」を準備。
  • アプリで利用通知が届くカードを選ぶ(楽天カードやイオンカード対応)。
  • 盗難・紛失時に備えて、電話連絡先や緊急停止方法を事前に確認。

実際にヨーロッパを旅行した日本人の中には、主要カードを盗まれて現地で身動きが取れなくなった例もあります。対策の一つとして、2〜3枚のカードを分散して持つことをおすすめします。

為替手数料と両替よりお得な理由

クレジットカードでの支払いは、現地通貨で決済されます。為替レートはカード会社が定めた日次レートで換算され、通常は「為替手数料(1.6〜2.0%)」が加算されます。

しかし、空港や街中の両替所でのレートよりも有利なケースが多く、両替の手間や手数料を考えるとクレジット払いの方が結果的にお得になることが多いです。

海外利用前に確認すべき3つのポイント

  • 海外利用を事前に通知:不正検知で利用停止になる場合を防ぐ。
  • 暗証番号(PIN)の確認:IC端末ではサインではなくPINが求められる。
  • サポート体制の確認:楽天やイオンは海外緊急再発行サービスなども。

まとめ:国際ブランドを確認し、備えて旅を楽しもう

イギリスやフランスではVISAやMastercardのカードであれば、ほぼ問題なく利用できます。発行会社が違っても国際ブランドが同じであれば、利用可否に差はありません

とはいえ、万が一に備えて複数のカードを持つこと、そして出発前に海外対応や暗証番号などを確認しておくことが、安心で快適な旅に繋がります。

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