楽天カードを利用する際、「限度額10万円なのに、使うたびに請求額が増えるのはなぜ?」と疑問に感じる方も少なくありません。とくに毎月の支払日や金額の確定ルールを正しく理解していないと、思わぬ混乱や利用停止に繋がる可能性もあります。本記事では、楽天カードの請求・引き落とし・限度額の仕組みをわかりやすく解説します。
楽天カードの利用サイクルとは?
楽天カードの基本的な締め日と支払日は、毎月末締め・翌月27日引き落としです。つまり、5月1日~5月31日までに利用した金額は、6月27日にまとめて請求されます。
この期間中に使用した金額が「6月27日の請求金額」となり、6月1日以降の利用分は7月27日に請求されます。これを把握することで、使用金額がなぜ請求額に反映されていくのかが見えてきます。
「限度額10万円」内での利用方法
カードには設定された「利用可能枠(限度額)」があります。今回のケースでは10万円です。この枠は利用金額から支払いが完了するまで拘束される金額と理解するとよいでしょう。
たとえば、6月1日に7万円を利用した場合、支払い前の段階では「残り3万円までしか使えない」状態になります。6月27日に7万円の支払いが完了すると、再び利用可能額が10万円に戻ります。
「請求額が増えていく」のはなぜ?
ご質問のように、「請求確定日(毎月12日頃)」前に6月1日から使い始めると、その使用金額は6月末締め分として加算され、6月27日の請求に上乗せされます。
つまり、請求が確定していない期間中に利用を重ねると、その月の請求額が増えていく仕組みです。これは「毎月12日で請求額が固定される」という感覚ではなく、「月末までに使った金額がすべて翌月27日に請求される」と理解した方がスムーズです。
一括払い限定のユーザーが注意すべきこと
一括払いのみでカードを利用している場合、分割やリボへの変更ができないため、請求はすべてその月の27日に一括で引き落としになります。
使った金額がどんどん増えていくと、支払い時に想定よりも高額になることがあるため、利用明細のこまめな確認が大切です。
利用明細と利用可能額の見方
楽天カード会員サイト「楽天e-NAVI」では、リアルタイムで「利用可能額」と「当月請求予定額」を確認できます。
- 利用明細では、日付ごとに使用履歴が表示されます
- 「請求予定額」には、月末締め分が表示されます
- 「利用可能額」は、未払い金額分を差し引いた金額です
この2つを使い分けることで、「あといくら使えるか」「今月いくら支払うか」が明確になります。
まとめ:楽天カードは「月末締め・翌月27日支払い」を軸に把握を
楽天カードは月末締めの翌月27日引き落としのため、使用した金額はすべて締め日までの累積で請求に加算されます。そのため、「いつ使ったか」が支払い額に直結します。
利用可能枠を常に把握し、「6月の利用は7月27日請求」という流れを意識して活用することで、支払い管理もスムーズになります。
楽天e-NAVIを活用し、明細と利用枠を日々確認する習慣をつけましょう。
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