三菱UFJデビットカードで「海外利用550円」の引き落としがある場合の真相と対処法

デビットカード

口座を確認したところ、保有している 三菱UFJ銀行 のデビットカードで「海外利用分550円」ほどの明細が出ていて、しかも最近通販もしておらずそもそもカードを使っていないという場合、「何か月額サービスがあるのでは?」と不安になる方もいらっしゃいます。本記事では、海外利用と思われる少額引き落としの可能性・考えられる原因・実際にサービス料の有無などについて整理します。

三菱UFJデビットカードの海外利用時の手数料・仕組み

三菱UFJ銀行のデビットカードは、国内・海外のVisaやJCB加盟店、海外ATMで利用可能です。([参照]三菱UFJデビット 海外利用方法)

海外ショッピング利用や海外ATM引出し時には、為替レート+海外事務手数料が適用されます。例えば海外ATM引出しでは1回110円(消費税込)+為替レート上乗せがかかるケースがあります。([参照]三菱UFJデビット 海外ATM手数料)

少額「海外利用分550円」が発生する可能性のある理由

何も使っていないのに「海外利用分」として少額の引き落としがある場合、以下のような可能性が考えられます。

  • 海外加盟店での定期決済や無料トライアルの自動移行:例えば海外のサブスクやアプリなどで、無料期間終了後に「少額決済」が発生した可能性。
  • 予約・認証用のプレ承認(オーソリ)が確定請求に移行:海外ホテル・レンタカー・オンラインサービスなどで、利用前に“仮請求”があり後日確定請求されるというケースもあります。([参照]同上 海外利用のご注意点)
  • 不正利用またはスキミングの懸念:海外加盟店とは無関係に、カード情報が流出・悪用されている可能性もゼロではありません。心当たりがない引き落としが続く場合は警戒が必要です。

月額サービス料が勝手に課金されているのか?その可能性と確認手順

結論から言うと、三菱UFJ銀行のデビットカード自体に「月額サービス料500~600円程度」が自動で課される制度は原則としてありません。年会費も無料であることが公式に記載されています。([参照]三菱UFJ‑VISAデビット 特長・年会費無料)

そのため、「毎月550円が引かれている=月額サービス料」という認定は慎重に行ったほうが良く、以下の確認手順をおすすめします。

  1. カード明細を確認し、引き落としの「加盟店名・国・日付」をメモする。
  2. 会員専用サイトまたはアプリで利用履歴を詳細に確認する。対価が心当たりのあるサービスかをチェック。
  3. 心当たりがない場合、カード裏面の問い合わせ先にて「この引き落としについて説明を求めたい」と連絡し、停止・疑義解明を依頼。
  4. 必要に応じて口座・カードの利用停止・再発行を検討し、被害拡大を防ぐ。

具体例:よくある “少額海外決済” の事例

例えば、ある銀行契約者が「明細にUS $5(日本円換算約700円)の引き落としがあり、使った覚えがない」と相談した例があります。その方の場合は、無料アプリのプレミアム機能が無料期間終了後に自動課金に移行していたというケースでした。

また、別のケースでは、旅行時に現地でホテル予約のデポジットがかかり、帰国後に確定金額が少額で引き落とされていたというパターンも報告されています。いずれも「海外加盟店」「小額」「心当たりが薄い」という共通点があります。

安心して対処するためのポイントと予防策

カード・口座の安全を守るためには、以下のポイントが役立ちます。

  • 明細確認を習慣化する:月1回以上、引き落とし額・加盟店名・国・日時をチェック。
  • オンラインサービスの契約状況を整理する:使用していないアプリやサービスでカード登録していないか、未使用契約があるかを確認。
  • 不要なネットサービスのカード登録を解除する:海外決済や定期課金はいざという時トラブルになることがあります。
  • 疑わしい引き落としが続くときはカード停止・再発行を検討:被害拡大を防ぐため迅速な対応が重要です。

まとめ

「三菱UFJデビットカードで海外利用分550円の引き落としがあったが、心当たりがない」というケースでは、必ずしも“月額サービス料金が勝手に課されている”とは限りません。むしろ、少額の海外決済・認証請求・アプリ課金・不正利用などが原因である可能性が高いため、明細・契約状況・カード利用履歴を丁寧に確認することが先決です。

心当たりのない引き落としが続く場合は、三菱UFJ銀行の窓口・デビットカードサポートへお問い合わせのうえ、安心・安全なカード利用を継続しましょう。

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