通学にICOCA定期券を利用している学生の方が、万が一カードを紛失してしまった場合、どのように対応すればよいのでしょうか。再発行の手続きや必要な書類、注意点について詳しく解説します。
ICOCA定期券を紛失した際の基本的な対応
ICOCA定期券を紛失した場合、まずは最寄りの駅の「みどりの窓口」や定期券発売所に申し出て、再発行の手続きを行います。再発行には、再発行手数料520円とデポジット500円、合計1,020円が必要です。※支払いは現金のみとなります。
再発行手続きは、申し出た日の翌日から14日以内に行う必要があります。再発行されたカードには、紛失したカードの定期券情報やチャージ残額が引き継がれます。
再発行手続きに必要な書類と手順
再発行手続きには、以下の書類が必要です。
- 公的証明書（学生証、健康保険証、運転免許証など）
- 所定の申込書（窓口で記入）
手続きの流れは以下の通りです。
- 駅の窓口で再発行の申し出を行う
- 所定の申込書に必要事項を記入する
- 公的証明書を提示する
- 再発行手数料とデポジットを支払う
- 再発行カードを受け取る
再発行カードの受け取りは、申し出た日の翌日以降となります。※再発行カードの受け取りは、申し出た駅とは異なる駅でも可能です。
代理人による手続きと注意点
こどもICOCAやこどもICOCA定期券の場合、保護者などの代理人による再発行手続きが可能です。この場合、以下の書類が必要となります。
- 利用者本人の公的証明書
- 代理人の公的証明書
- 代理人と利用者の関係が分かる書類（住民票など）
代理人が手続きを行う際も、再発行手数料とデポジットが必要です。
再発行までの間の対応
再発行手続きが完了するまでの間、駅の窓口で「ICOCA再発行登録票 兼 特別乗車証」を発行してもらうことができます。この特別乗車証を提示することで、定期券の代わりとして利用することが可能です。ただし、自動改札機は利用できないため、駅員に提示して通過する必要があります。
また、再発行手続き中に紛失したICOCAカードが見つかった場合でも、再発行手続きの取り消しはできません。※再発行手続き後に紛失したカードが見つかった場合、デポジット500円の返却を受けることができます。
まとめ
ICOCA定期券を紛失した場合、速やかに最寄りの駅の窓口で再発行の手続きを行いましょう。必要な書類や手数料を準備し、手続きの流れを把握しておくことで、スムーズに対応することができます。再発行までの間は、特別乗車証を活用して通学を続けることが可能です。万が一の事態に備えて、ICOCAカードの管理には十分注意しましょう。
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