「イオンカードからau PAYにチャージするとポイントが付く」「毎月10日はポイントが倍になる」といった情報をネットで見かけた方も多いのではないでしょうか。しかし、実際に10日にチャージしても「通常通りのポイントしか付かなかった」という声も見られます。本記事では、イオンカード×au PAYチャージの最新のポイント付与状況や、10日特典の真偽、そしてその背景にある仕組みを解説します。
イオンカードからau PAYチャージは基本的にポイント付与対象外
まず前提として、現在、イオンカード(クレジットカード)からau PAY残高にチャージしても、ときめきポイント(WAON POINT)は付与されません。
かつてはクレジットカードによるチャージでポイント付与があった時期もありましたが、2022年以降の制度改定により、電子マネーやバーコード決済へのチャージ分はポイント対象外となっています。これは多くのカード会社に共通する対応で、イオンカードも例外ではありません。
「10日チャージでポイント倍付け」は過去のキャンペーンか誤解
「毎月10日にチャージするとポイントが2倍になる」という情報は、WAONやイオン系列店舗での「ありが10デー(毎月10日開催)」が元ネタになっている可能性があります。
この「ありが10デー」は、イオンカード決済で通常200円につき1ポイントのところ、2ポイントにアップするキャンペーンですが、対象はあくまでイオンの店舗やグループ各社の決済であり、au PAY残高へのチャージは対象外です。
また、過去に特定の期間や店舗で、10日限定のチャージポイントキャンペーンが実施されていたこともあり、それがネット上で「毎月実施中」と誤解されて流通しているケースも考えられます。
ネットの情報は最新か?必ず公式サイトを確認しよう
ネットで見つけた情報に「2024年」「今年」と書かれていても、よく見るとそれは投稿日時であり、内容が古いキャンペーンに基づいていることも少なくありません。
そのため、実際にポイントを得たい場合は、イオンカード公式サイトやau PAY公式ページを必ずチェックするようにしましょう。最新のポイント付与条件やキャンペーン情報が更新されています。
例外的にポイントがつくケースはある?
イオンカードでは、au PAY以外のチャージ手段に対して、キャンペーン期間中のみポイントが付与されることがあります。たとえば、WAONチャージやイオンショッピングアプリ内での決済が条件となる場合などです。
また、イオン銀行発行のデビットカードなど一部のカード種別では条件付きでポイント対象になることもあるため、カード種別と利用シーンに応じた確認が重要です。
今後の対策:ポイントを確実に得るために
ポイントを確実に貯めたいなら、以下の点を意識すると効果的です。
- チャージよりも「直接のカード利用」でポイントを狙う
- 事前エントリー型のキャンペーンを活用する
- 還元率の高いカード(例:リクルートカード、楽天カード)と用途を使い分ける
- ポイントモールや経由サイトも併用する
また、「au PAYの残高チャージで還元を狙いたい」のであれば、auじぶん銀行やPontaポイントを経由したチャージなど、他のルートを検討してもよいでしょう。
まとめ:10日のチャージでポイントが増えるのは誤解か過去情報の可能性大
イオンカードからau PAYへのチャージは、現在はポイント付与対象外となっています。また、「10日にチャージするとポイントが倍になる」という情報は、イオン店舗限定のキャンペーンと混同しているケースが多く、正確には適用されていません。
ネット上の情報は誤解を招くことも多いため、必ず公式サイトで最新情報を確認し、自分の使い方に最も合ったポイント獲得ルートを選ぶようにしましょう。
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