銀行振込手数料はどこで差が出る?同一銀行間と他行間で比較する振込コストの真実

ネットバンキング

日々の支払いやビジネス取引などで使われる「銀行振込」。その際に気になるのが振込手数料です。特に「同じ銀行同士なら安いの?」「別の銀行だと高くなる?」といった疑問は多くの方が抱えるもの。本記事では、銀行振込の手数料がどのように決まるのか、実例を交えながらわかりやすく解説していきます。

振込手数料の基本:銀行間の違いがカギ

振込手数料は、振込先の銀行が「同一金融機関かどうか」によって大きく異なります。一般的に、同じ銀行間の振込は無料または非常に安価であることが多く、異なる銀行宛ての場合は割高になります。

例えば、三井住友銀行の口座から同じく三井住友銀行の別口座に振込む場合は手数料が0円または110円程度ですが、みずほ銀行など他行へ振込む場合は330円前後かかることもあります。

手数料の実例比較:メガバンク・ネット銀行の違い

銀行名 同一銀行宛 他行宛
三菱UFJ銀行 無料~110円 220円~330円
みずほ銀行 無料~110円 220円~330円
楽天銀行 無料(会員ステージによる) 145円~
住信SBIネット銀行 無料 無料~数回まで、それ以降は145円

このように、ネット銀行では無料振込枠が設定されていることも多く、同一行・他行を問わず手数料がゼロになる場合もあります。

ATM振込とインターネットバンキングの違いにも注目

手数料は「窓口・ATM・インターネットバンキング」でも異なります。特にATMや窓口から振込む場合、手数料が割高になる傾向があり、可能な限りネットバンキングの利用が推奨されます。

たとえば、三井住友銀行でATM振込をすると、同一銀行宛でも220円かかることがありますが、ネットバンキングなら0円~110円とお得です。

無料振込回数のある口座を活用する

振込手数料を抑えたい場合、「月○回まで振込無料」などのサービスを持つ銀行を選ぶと非常に有利です。

  • 楽天銀行(ハッピープログラム):最大月3回まで無料
  • 住信SBIネット銀行(スマートプログラム):最大月20回まで無料
  • auじぶん銀行:ステージにより月15回まで無料

また、証券口座と連携している銀行では、資金移動が無料になるケースもあり、振込に使える資金移動テクニックとして活用できます。

まとめ:振込先が同一銀行なら圧倒的にお得

銀行振込の手数料を最小限に抑えるには、「同じ銀行間での振込を意識する」ことが第一歩です。加えて、インターネットバンキングや無料回数付きの銀行を活用することで、他行宛の振込手数料すら無料にすることが可能です。

● 同一銀行宛の振込は基本的に割安
● ネット銀行は振込回数無料サービスが充実
● ATMや窓口の振込は可能な限り避ける

今後もキャッシュレス化が進む中で、振込手数料を見直すことは賢い家計管理の第一歩です。

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