スマートフォンの銀行アプリで、複数の口座が正しく表示されず戸惑った経験はありませんか？特に三井住友銀行では「Olive（オリーブ）」口座と、従来の支店ごとの口座を両方開設しているケースも珍しくありません。この記事では、アプリで複数口座を一元管理する方法や、それぞれの口座の特徴、注意点について詳しく解説します。
オリーブ口座とは？従来の口座との違い
「Olive（オリーブ）」口座は、三井住友銀行が提供する新しいスマートバンキング機能付きの総合口座です。口座番号に支店名がなく、「Olive支店」という形で表示されるのが特徴です。Vポイントやキャッシュレス決済との連携を重視した仕組みが整えられています。
一方、従来の支店名付きの口座（例えば「堂島支店」など）は、紙の通帳や窓口対応も対応している昔ながらの銀行口座です。
三井住友銀行アプリに複数口座を表示させる方法
通常、三井住友銀行のスマホアプリでは、初期設定時に登録した1つの口座しか表示されない設定になっています。ですが、口座追加機能を使えば他の支店の口座も追加・表示することが可能です。
以下の手順で追加を行ってください。
- アプリを開いて、メニューから「口座追加・切替」を選択
- 「口座を追加する」をタップし、堂島支店の口座情報（支店番号、口座番号、暗証番号など）を入力
- 追加完了後、メイン画面に両方の口座が表示されるようになります
追加後は口座ごとの残高や入出金履歴も確認可能です。
給与が振り込まれているのにアプリに表示されない原因
よくある原因としては以下の点が挙げられます。
- アプリに対象の口座が追加されていない（上記手順で追加可能）
- 口座情報入力ミスで登録に失敗している
- 振込が一時的に処理中の可能性がある（給与振込日は特にアクセスが集中しがちです）
また、「Olive」口座に入金されていると思い込んでいたが、実際には堂島支店口座だった、というケースも珍しくありません。
口座の優先設定を確認しよう
三井住友銀行アプリでは、表示されるメイン口座をユーザーが任意に設定できます。メイン口座がOlive口座になっている場合、堂島支店口座の入金は画面に表示されないことがあります。
設定の見直し手順は以下の通りです。
- アプリのメニューから「設定」→「メイン口座の設定」を選択
- 堂島支店の口座を選んでメインに設定
- 再度アプリのトップに戻ると、その口座の情報がメイン表示されます
どちらの口座を今後使うべきか？
今後の利用スタイルによって、どちらの口座をメインに据えるかを決めていくのが良いでしょう。
- Olive口座：キャッシュレス派・スマホ中心の生活を送りたい人向け
- 堂島支店口座：企業やバイト先からの給与受け取り、書類提出が必要な場面に強い
バイトの給与が堂島支店に振り込まれているなら、ひとまずはその口座をメイン表示にしておくと管理しやすくなります。
まとめ：アプリの設定でスムーズに両口座を使い分け
三井住友銀行では、1つのアプリで複数口座を管理できますが、初期状態では表示されないことがあるため注意が必要です。堂島支店の口座が表示されない場合は、アプリ設定で追加・切替を行いましょう。目的に応じてメイン口座を変更することで、残高確認や入出金履歴もスムーズに確認できるようになります。
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