銀行のATM手数料は、取引の種類や時間帯によって異なります。特に地方銀行の中でも利用者の多い「七十七銀行」では、引き出しについては時間外手数料がかかることが一般的に知られていますが、「預け入れ」や「記帳」についてはどうなのか、気になる方も多いはずです。本記事では、七十七銀行ATMにおける預け入れや記帳、そして引き出しの時間帯別手数料について、分かりやすく整理してご紹介します。
七十七銀行のATM利用時間と手数料の基本
七十七銀行のATMは、原則として以下の時間帯に利用できます。
平日:8:00〜21:00
土日祝:8:00〜21:00(一部店舗は異なる)
このうち、時間外となる18時以降や土日祝については、引き出しに関しては所定の時間外手数料(110〜220円程度)がかかる場合があります。
預け入れ(入金)は手数料がかかるのか?
結論から言うと、七十七銀行のATMでの預け入れ(入金)は、通常、手数料がかかりません。時間帯を問わず、銀行営業日でも土日祝日でも、ATMで預金を行う際には基本的に手数料無料で利用できます。
ただし、提携ATM(例:セブン銀行ATM、イオン銀行ATMなど)を利用する場合には、七十七銀行のキャッシュカードであっても手数料が発生するケースがあります。入金対応の提携ATMは限られているため、公式サイトのATM検索機能で「入金可」を条件に検索するのがおすすめです。
記帳だけの利用はどうなる?
記帳についても、七十七銀行のATMでは手数料は無料です。時間帯や曜日に関わらず、通帳を挿入するだけで記帳でき、料金は発生しません。ただし、記帳専用ATMと通常のATMでは対応範囲が異なるため、複数の取引をしたい場合はフル機能のATMを選ぶと便利です。
引き出しの手数料がかかる条件と対策
引き出しの場合、平日の18時以降や土日祝日には、時間外手数料が発生することがあります。例えば。
- 平日18:00〜21:00の引き出し:110円(税込)
- 土日祝8:00〜21:00の引き出し:220円(税込)
これを避けるには、平日の日中(8:45〜18:00)に引き出すか、ネットバンキングやキャッシュレス決済を併用するのが賢明です。
提携ATMと手数料の違いに注意
七十七銀行は他行ATMとも提携していますが、提携ATMでの利用は手数料がかかるケースがほとんどです。特に「入金」ができない提携ATMも多いため、預け入れや記帳を希望する場合は、七十七銀行直営ATMを利用するのが安心です。
また、キャッシュカードがICチップに対応していない場合、一部のATMでは操作が制限される場合もありますので、古いカードを使っている方は更新を検討しましょう。
まとめ:預け入れ・記帳は無料、引き出しは時間帯に注意
七十七銀行のATMにおける「預け入れ」や「記帳」については、時間帯を問わず基本的に手数料はかかりません。一方で、「引き出し」については平日18時以降や土日祝日には手数料が発生する点に注意が必要です。
無駄な手数料を抑えるためにも、ATMの利用時間や種類を上手に選び、計画的な資金管理を心がけましょう。
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