三井住友銀行の積立定期預金「りぼん」で、たとえば“5万円だけ普通預金に移したい”とき、アプリ画面に「解約」しか見当たらず戸惑う方も多いでしょう。本記事では一部解約で必要な操作と注意点を、わかりやすい実例つきで徹底解説します。
アプリ・Webから一部を普通預金に移す手順
三井住友銀行アプリやSMBCダイレクトで、「ためる・ふやす>定期・積立預金(りぼん)」を開き、「積立している明細の解約」を選びます。そして、移したい金額を含む明細を選択し、ワンタイムパスワード入力後に「解約実行」すれば、その分が普通預金へ入金されます(アプリ/Web共通操作)。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
なお「明細」とは、まとめ日に自動で定期化された単位ごとの預金のことを指します。一部移したい場合は、該当明細を指定して解約すればOKです。
明細単位でしか指定できない仕組み
「金額を指定して一部だけ」とはできず、明細単位でしか解約できません。最大10件、元金合計5,000万円まで同時に一部解約可能です。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
つまり、たとえば毎月1万円で積立していれば、5万円分移したい場合は“5つの明細を選ぶ”という流れになります。
資金移動の即時性と反映タイミング
解約処理後、普通預金への振替は即時とは限りませんが、SMBCダイレクトでは通常“受付日の翌営業日以降”に移行します。なお金融機関によっては“数営業日後”の場合もあるため、アプリ画面で残高を確認しておきましょう。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
実例でわかる一部移動の操作感
実際に積立を続けていたCさんは、月々3万円ずつ積んでいて、急に5万円だけ普通預金へ戻したくなった際に、3月と4月分の明細2件を選択して解約しました。その後、明細通り普通預金に5万円が入金され、残りは積立継続できました。
注意すべきポイント
- 一度に最大10明細まで。複数回に分ける場合があります。
- 中途解約は利率が下がるため、金利損にも注意。
- 積立そのものを止めたい場合は“積立の中止”操作も別途必要です。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
まとめ
「りぼん」で普通預金に一部だけ移したい場合は、アプリ・Webから“定期の明細単位で一部解約”すれば可能です。金額指定は不可ですが、明細を選ぶことで希望額分だけ移せます。
操作手順を正しく理解すれば、定期を中途解約することなく、一部だけ柔軟に資金移動ができますので、ぜひ安心して活用してください。
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