ヤフオク・メルカリで物を売る場合、売上額ではなく「所得(利益)」が申告の対象となります。所得とは売上から経費を差し引いた金額です。
所得とは何か?売上との違い
出品価格-(販売手数料+送料+梱包費などの必要経費)=所得(利益)です。たとえば売上10万円、手数料1万円、送料1万円かかった場合、所得は8万円になります。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
給与や年金がある人の確定申告の目安
給与所得者の場合、副業で得た年間所得(売上から経費を引いた利益)が20万円を超えると確定申告が必要です。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
公的年金受給者の場合も同様、公的年金以外の雑所得が20万円超であれば申告が必要です(年金については年金控除あり)。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
無職・年金のみの60代の人はどうか
無職で給与所得がなく、公的年金のみで生活している場合、雑所得(ずさんと)として扱われる売上所得が48万円を超えなければ基本的に確定申告は不要です。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
ただし20万円以下でも住民税の申告が必要な場合があります。
確定申告が必要になるパターンまとめ
状況 | 確定申告が必要な条件 |
---|---|
給与所得者 | 副業の所得が年20万円超 |
年金受給者 | 年金以外の所得が年20万円超 |
無職(年金・給与なし) | 所得が年48万円超 |
ヤフオク売上だけで見た場合
年間の仕入れや必要経費引いた利益が20万円以下なら申告不要。ただし、所得が20万円以下でも住民税の申告要件に注意が必要です。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
おすすめの確認方法
- 総売上から経費を引き、所得を計算する
- 他に給与や年金受給がある場合は全体の所得状況に照らす
- 必要であれば住民税申告も検討
まとめ
・給与ありの人は副業の所得が20万円超で申告
・年金受給者も年金以外の所得20万円超で申告
・無職だけなら所得48万円超で申告
・住民税だけなら20万円以下でも申告が必要なケースあり
「60歳無職で年金のみ」「ヤフオク売上による所得が20万円以下」であれば確定申告は必要ない可能性が高いですが、確実にしたい場合は税理士など専門家に相談するのが安心です。
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