外貨預金は円預金に比べて高金利が期待できる一方、為替リスクも伴う金融商品です。りそな銀行ではアプリで簡単に外貨預金口座を開設できるようになりましたが、口座開設後の具体的なステップについて不安を感じている方も少なくありません。本記事では、りそな銀行の外貨預金をアプリで始めた方向けに、次に必要な手続きやATMを利用した入金方法を解説します。
りそな銀行で外貨預金を始める準備
りそな銀行の外貨預金口座を始めるには、まず「普通預金口座」を持っている必要があります。すでに口座を持っていれば、次にステップとして「外貨普通預金口座」の開設が必要です。これは、りそなグループアプリやマイゲート(インターネットバンキング)から申し込むことが可能です。
アプリからの手続きは、本人確認や注意事項の確認を含めて数分で完了します。審査が通ると、すぐに外貨預金の利用ができるようになります。
アプリで口座開設後に必要な手続き
アプリで口座開設が完了した後、実際に外貨を購入するためには、日本円から外貨へ交換する必要があります。これは、アプリまたはインターネットバンキングで操作可能です。
外貨の購入(預入)はアプリの「外貨預金」メニューから「買付」を選び、金額と通貨を指定して注文を確定させます。為替レートはリアルタイムで表示されているため、タイミングを見て選ぶことができます。
ATMで外貨預金に入金できるのか?
りそな銀行のATMでは外貨自体を直接預け入れることはできません。また、外貨預金への直接入金機能もATMにはありません。
ATMを使う場合は、日本円を普通預金口座に入金し、その後アプリやネットバンキングを通じて、外貨に交換して外貨預金口座へ振替するという流れになります。
実際の例:ATMから外貨預金までの流れ
例えば、10万円を外貨預金に回したい場合は、次のような流れになります。
- ① ATMで普通預金に10万円を入金
- ② アプリを起動し「外貨預金」メニューから「米ドル買付」を選択
- ③ 金額やレートを確認して買付注文
- ④ 外貨預金口座に反映
このように、ATMは日本円の入金に利用し、実際の外貨取引はアプリやWebで行うのが基本です。
外貨預金を始める際の注意点
外貨預金には元本保証がなく、為替相場の変動によっては円換算で損失が出る場合もあります。また、りそな銀行では為替手数料がかかるため、手数料込みの実質コストにも注意が必要です。
例えば米ドルの場合、往復で1円(1ドルあたり)程度の手数料がかかるため、長期保有前提で為替差益を狙うなどの戦略が求められます。
まとめ:外貨預金はアプリ活用と仕組みの理解が鍵
りそな銀行で外貨預金を始めるには、普通口座に加えて外貨預金口座の開設が必要で、ATMでは日本円の入金のみ対応しています。実際の外貨の購入や預入はアプリやインターネットバンキングで行う流れです。
最初は少額から始め、為替や手数料の仕組みを理解しながら運用することで、リスクを抑えつつ外貨預金のメリットを享受することができます。
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