キャッシュレス決済が進む中で、10代から幅広い世代に人気のある「バンドルカード」は、バーチャルカードとリアルカードという2種類の利用形態があります。本記事では、リアルカード発行後のバーチャルカードの取り扱いや、リアルカード発行に伴うメリット・デメリットについて、実例を交えながら詳しく解説します。
バンドルカードの種類と基本的な違い
バンドルカードはVisaプリペイド型の決済手段で、スマホアプリから簡単に発行できます。まずは2種類のカードを理解しておきましょう。
- バーチャルカード:アプリ上で即時発行され、オンライン決済で使用可能。
- リアルカード:物理的なカードで、店頭決済にも対応(発行には手数料が必要)。
リアルカードには、通常の「リアル」とICチップ付きの「リアル+(プラス)」の2タイプがあります。
リアルカード発行後もバーチャルカードは使えるのか?
結論から言えば、リアルカードを発行してもバーチャルカードは引き続き使用可能です。ただし、発行されたリアルカードは、元のバーチャルカードの番号とは異なる新しいカード番号になります。
たとえば、Amazonなどでバーチャルカードの番号を登録している場合、リアルカードの番号に変更するか、そのままバーチャルカードの情報を使い続けることもできます。つまり、両者は別カードとして併用が可能です。
リアルカードを発行するメリット
バーチャルカードでは対応できない支払いに対応できるようになるのは大きなメリットです。以下のような場面でリアルカードが活躍します。
- コンビニやスーパーなどの実店舗での支払い
- 交通機関や自販機など、オンライン非対応のサービス
- タッチ決済(リアル+カードのみ対応)
また、カードのデザインも複数あり、オリジナルのスタイルを選ぶ楽しさも魅力です。
リアルカードのデメリットと注意点
一方で、リアルカードを発行する前に知っておきたい注意点もあります。
- 発行手数料がかかる:リアルカードは400円、リアル+カードは600円(税込)です。
- 再発行は有料:紛失や盗難による再発行には手数料がかかります。
- カード番号の変更:リアルカード発行時にカード番号が変更されるため、既存のサービスに登録している場合は更新作業が必要です。
また、リアルカードは本人確認が必要なケースもあり、年齢や本人確認書類の提出が求められる場合があります。
併用活用のコツ:リアルとバーチャルを使い分ける
リアルカードとバーチャルカードを併用することで、用途ごとの使い分けが可能になります。
たとえば、定期的なサブスク支払いにはバーチャルカードを、日常の買い物にはリアルカードを使うことで、より管理がしやすくなります。万が一、バーチャルカードの情報が漏れても、リアルカードへの影響がないため安心です。
まとめ:用途に応じたカード選択でより便利に
バンドルカードのリアルカードを発行しても、バーチャルカードは併用でき、用途に応じて使い分けることで非常に便利な決済手段となります。ただし、発行手数料やカード番号の変更には注意が必要です。リアルとバーチャル、それぞれの特徴を理解して、ライフスタイルに合った使い方を心がけましょう。
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