キャッシュカードや印鑑を紛失してしまった場合、「お金を引き出せるのか」「再発行の手続きはどうすればいいのか」など、不安になることは多いでしょう。特に通帳をWeb通帳に切り替えている場合、店頭での手続きや出入金が可能かどうか、判断が難しくなります。この記事では、三井住友銀行でキャッシュカード・通帳・印鑑をすべて紛失した際の対処法をわかりやすく解説します。
キャッシュカード・通帳・印鑑を紛失しても出入金はできる?
結論から言うと、キャッシュカードや印鑑、通帳をすべて紛失した状態では、ATMでの出金・入金は不可能です。また、店頭窓口での出入金も、本人確認書類と一部の確認が取れなければ制限される可能性があります。
ただし、マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類があれば、店舗で口座本人確認のうえ「仮カードの発行」や「資金の一時出金」ができる場合もあります。詳細は窓口対応次第となるため、必ず事前に電話で問い合わせをしましょう。
まずはキャッシュカードの利用停止を行う
紛失に気づいたら、まず最優先でキャッシュカードの利用停止を行うことが重要です。三井住友銀行の「カード紛失・盗難受付センター」(0120-919-456、24時間365日)に連絡し、第三者による不正使用を防ぎましょう。
インターネットバンキング(SMBCダイレクト)を利用中であれば、ログイン後の画面からもキャッシュカード停止手続きが可能です。
通帳がWeb通帳でも店頭で対応可能
Web通帳を利用していて紙の通帳がない場合でも、本人確認書類さえあれば店舗での手続きは可能です。身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)を持参し、紛失状況を説明してください。
場合によっては、一定の手数料や再発行までの期間が必要になることもあるため、なるべく早く店舗に相談するのがベストです。
印鑑も紛失した場合の対応は?
三井住友銀行では、印鑑が届け出られている口座の場合、印鑑の再登録(変更)手続きが必要です。こちらも本人確認書類があれば可能ですが、店舗によっては「本人の署名+追加書類(公共料金の領収証など)」を求められることもあります。
新しい印鑑の登録には手続き時間がかかるため、口座を一時的に凍結されたり、入出金に制限がかかったりするケースもあります。早めに動くことが大切です。
必要な本人確認書類と準備物
手続きには以下の書類や情報が求められるケースが多いです。
- 運転免許証やマイナンバーカードなどの顔写真付き本人確認書類
- 口座番号や支店名のわかる情報(銀行アプリ・SMBCダイレクトなど)
- 再登録用の印鑑(印鑑登録を希望する場合)
その他、公共料金の領収書などの補足書類があると、本人確認がスムーズになることもあります。
まとめ:焦らず冷静に、まずは銀行への連絡を
三井住友銀行でキャッシュカード・通帳・印鑑を紛失した場合でも、正しい手順を踏めば出入金の再開やカードの再発行は可能です。まずはカードの利用停止を行い、次に店舗へ連絡・訪問し、必要書類を持参して本人確認と再発行手続きを行いましょう。
スマートフォンやPCからインターネットバンキングを利用している場合、残高や取引明細の確認は即座に可能です。不安なときは一人で抱え込まず、銀行の窓口やカスタマーセンターへ相談することが何より大切です。
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