キャッシュレス決済サービスの中でも多くの人が利用しているPayPay。その中で「PayPayマネー」「PayPayマネーライト」「PayPayボーナス」など複数の“お金の種類”が存在していて、混乱してしまう人も多いのではないでしょうか。この記事では、それぞれの違いや使える場所、本人確認との関係について、初心者にもわかりやすく解説します。
PayPayの3種類のお金とは?
PayPay残高は、大きく以下の3つに分かれます。
- PayPayマネー:本人確認後に銀行口座やATMなどからチャージした金額。
- PayPayマネーライト:本人確認をしていない状態でチャージした金額(主にクレカやソフトバンクまとめて支払いなど)。
- PayPayポイント(旧ボーナス):キャンペーンなどで付与されるポイント。チャージ不可で送金・出金不可。
たとえば、銀行口座からチャージした場合は「マネー」、クレジットカードでチャージした場合は「マネーライト」として分類されます。
PayPayマネーとマネーライトの違いと用途の制限
最も重要な違いは「送金・出金・Amazonなどでの外部利用ができるかどうか」です。
項目 | PayPayマネー | PayPayマネーライト |
---|---|---|
送金 | 可能 | 不可 |
出金 | 可能 | 不可 |
Amazonなど外部決済 | 可能 | 不可 |
本人確認 | 済 | 未 |
AmazonでPayPayを使いたい場合は、PayPayマネーでなければ使えません。つまり、本人確認が必須となります。
本人確認をするとPayPayマネーライトはどうなる?
PayPayマネーライトの残高がある状態で本人確認を済ませると、その残高は自動的に「PayPayマネー」に変換されます。
この切り替えはアプリ上で自動的に行われ、特別な手続きは不要です。変換後はその残高も送金・出金・外部決済に使えるようになります。
どこでお金の種類を確認できるの?
PayPayアプリのホーム画面から「残高」をタップし、「内訳」を確認することで、マネー・マネーライト・ポイントの内訳が確認できます。
この画面で「PayPayマネー」があれば本人確認済、「マネーライト」があれば未確認、という判断も可能です。
初心者が気をつけるべきポイント
- PayPayマネーでないと送金や出金、Amazon利用は不可
- 本人確認は運転免許証やマイナンバーカード、顔認証などで即時対応可
- ボーナス(ポイント)は現金化不可。PayPay加盟店での支払いのみに使える
本人確認をしておくことで、より多機能にPayPayを活用できるので、早めの確認がおすすめです。
まとめ:PayPay残高の種類を理解して賢く使おう
PayPayをうまく活用するには「マネー」「マネーライト」「ポイント」の違いを理解することが重要です。本人確認を済ませれば機能制限のない「PayPayマネー」として使えるため、Amazonでの買い物や友人への送金にも対応できます。
これからPayPayを使いこなしたい方は、まずは本人確認を行い、自分の残高種別を把握することから始めてみましょう。
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