協会けんぽの扶養から外れる基準：月収が10万8333円を超えた場合の対応

協会けんぽに加入している親の扶養に入っている場合、収入が一定額を超えると扶養から外れる必要があります。特に、月収が10万8333円を超えた際に扶養から外れるのか、2ヶ月以上連続して超えた場合に外れるのか、基準について疑問を持つ方も多いでしょう。この記事では、扶養から外れる基準について解説します。

扶養に入っている条件とは

協会けんぽにおける扶養の条件には、収入制限が設けられています。扶養に入るための基本的な条件は、被扶養者の月収が一定の額を超えないことです。2023年の基準では、月収が10万8333円を超えると、原則として扶養から外れることになります。

そのため、月収がこの額を超えると、扶養から外れ、親の健康保険の扶養を継続することができなくなります。

扶養から外れる基準：単月で超えた場合

月収が10万8333円を超えると、通常はその月から扶養から外れることになります。これは、単月で収入が基準を超えた場合にも適用されます。そのため、1ヶ月だけ収入が増えた場合でも、扶養から外れる必要があります。

ただし、もし収入が一時的なものであった場合には、収入が基準を超えた月に扶養から外れても、翌月に再度収入が基準以下に戻れば扶養に戻すことができる場合もあります。

連続して収入が超えた場合の対応

収入が2ヶ月以上連続して基準を超えた場合は、扶養から外れることが確定します。この場合、扶養から外れた後は、健康保険を自分で加入する必要があります。自分で加入する健康保険としては、国民健康保険や会社の健康保険に加入することが一般的です。

2ヶ月連続して基準を超えた場合、その後の手続きが必要です。具体的には、親の健康保険組合に扶養から外れることを報告し、自分で新たな保険に加入する手続きを行う必要があります。

扶養から外れた場合の対処法

扶養から外れることが決まった場合、まずは自身の収入や生活状況を確認し、どの健康保険に加入するかを選択します。もし職場に就職していれば、その職場の健康保険に加入することができます。また、無職の場合には国民健康保険に加入することが必要です。

国民健康保険に加入する場合、自治体に申請を行い、必要な手続きを踏むことで保険証が交付されます。この際、保険料の支払いが始まるので、しっかりと計画を立てておくことが大切です。

まとめ

協会けんぽの扶養から外れる基準は、月収が10万8333円を超えると原則として扶養から外れます。単月で基準を超えても扶養から外れることになりますが、収入が再度基準以下に戻れば扶養に戻ることができる場合もあります。2ヶ月以上連続して基準を超えると、扶養から外れることが確定し、その後は自分で健康保険に加入する必要があります。扶養から外れた場合の手続きをしっかりと行い、新たな保険に加入することが重要です。