ICOCAで入場のみして紛失、その後未退場のままカードを発見した場合の対処法と、再発行・退場処理の方法を詳しく解説します。
未退場のICOCAは次回の利用に制限がある
ICOCAは入場・出場の記録が正確でないと、次回改札でエラーになる可能性があります。
JR西日本の注意事項によると、「入場・出場の情報が正しくICOCAに記載されていない場合は、次回の入場・出場ができません」:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
まずは有人改札で事情を説明
未退場ICカードを見つけたら、自動改札は避けて駅の係員に状況を伝えてください。
JR四国などの事例でも「改札口の係員に申し出れば、前回利用時の状況を調べて処理してもらえる」と記載されています:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
定期券や記名式ICOCAの場合の再発行とデポジット
カードを紛失して再発行した後に未使用カードを発見した場合、定期券等であればデポジット500円は返金されます。
阪急・JR西日本では、再発行時にかかった再発行手数料(520円)とデポジット(500円)合計約1,020円を支払い、発見後にデポジットが返還されるケースがあります:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
未退場カードの具体的な対処ステップ
- ①駅の有人改札へ未退場カードを持って相談
- ②前回の入場記録を確認し、出場処理(清算)してもらう
- ③定期券付きなら再発行やデポジット返金の手続きを依頼
この時、未使用カードでもデポジットの返却申請が可能です。
無記名型やモバイルICOCAの場合は?
モバイルICOCAや無記名ICOCAでは再発行不可のケースもあります。
記名式以外だと「紛失再発行サービスの対象外」と記されているため、公的証明書無しでは対応が難しい点に注意が必要です:contentReference[oaicite:3]{index=3}。
「翌日退場」や「同一駅で入退出」のFAQも参考に
Q&Aでは「日付を跨いでからの退場タッチはエラーになり、有人改札で処理が必要」との声が多数あります:contentReference[oaicite:4]{index=4}。
また「入場だけで翌日に退場」は基本的に不可で「エラーになる」との指摘もあります:contentReference[oaicite:5]{index=5}。
まとめ
ICOCAを紛失・再発行した後に未出場カードを発見した場合でも、駅員に相談すれば出場処理やデポジット返金の対応が可能です。カード利用履歴や種類(記名式・定期付きなど)によって対応が異なるため、あらかじめ種類を確認し、有人改札へ持参してください。
まずは次に使う前に、駅員へ相談して状況をクリアにしてから改札を通ることをおすすめします。
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