スマホ決済やデジタルコンテンツのチャージに便利な「auかんたん決済」ですが、クレジットカードのブランドや発行元によっては使えないケースがあります。特にPayPayカード利用者からは「チャージ時にエラー(MPLE0027)が出る」という声も。今回は、PayPayカードが使えない理由と、JCBブランドなら利用可能なのかについて、詳しく解説します。
auかんたん決済とは?基本の仕組みと利用条件
「auかんたん決済」は、au回線の利用者が通信料金と合算して支払いができる便利な決済方法です。対象となるサービスには、Google PlayやApp Storeの課金、電子書籍・ゲーム課金、さらにはavpayのようなデジタルコンテンツサイトも含まれます。
決済方法には「通信料金合算支払い」や「クレジットカード払い」などがあり、クレジットカード払いを選んだ場合は、事前に登録されたカード情報に基づいて決済が行われます。
MPLE0027エラーとは?その意味と原因を解説
MPLE0027は、「登録されたクレジットカードが該当サービスの支払いに対応していない」という意味のエラーコードです。
このエラーが表示される主な原因には以下のようなものがあります。
- VISAブランドのPayPayカードはauかんたん決済のチャージに非対応
- 利用サービス側(例:avpay)が特定のブランド・カードを拒否している
- カードの有効期限切れや利用制限がかかっている
特に、PayPayカード(VISA)は、au公式サイトの対象カード一覧にも記載がなく、VISAブランド全体が非対応となっています。
JCBブランドのPayPayカードなら使える?
auかんたん決済の公式案内によれば、「JCBブランドのクレジットカードは一部の発行元を除いて利用可能」とされています。しかし、JCBでもPayPayカードが明示的に“利用可能”とは書かれていない点には注意が必要です。
実際には、PayPayカード(JCB)も発行元の都合により、一部チャージや決済に非対応の場合があります。
また、JCBカードのなかでも、セゾンや楽天、三井住友などの発行カードなら問題なく使えることが確認されていますが、PayPayブランドについては公式にはサポート外扱いとなる可能性があるため、必ずしも保証されているわけではありません。
エラー回避のための対応策と代替手段
エラーを回避するためには以下のような対処法を試してみましょう。
- au PAY プリペイドカードをチャージ手段として使う
- JCBブランドの別カード(楽天カードなど)を試す
- Google PayやPayPay残高を経由した間接チャージを検討
- クレジットカード設定を一度削除→再登録してみる
どうしてもPayPayカードにこだわりたい場合は、PayPayアプリのサポートや、auかんたん決済の窓口にも問い合わせを行うのが有効です。
まとめ:VISAのPayPayカードは非対応、JCBでも確実ではない
・auかんたん決済ではVISAのPayPayカードは利用不可(MPLE0027エラー)
・JCBブランドなら可能性ありだが、PayPayカードは例外の可能性が高い
・別のJCBカードやau PAY プリペイドなど、代替手段の活用が現実的
・事前にau公式サイトの対象カード一覧やサポート情報を確認することが重要
クレジットカードの対応可否は、発行元や提携先の仕様変更で変動する場合があるため、常に最新情報を確認しましょう。
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