アドオン方式のローンにおける金利と途中返済の影響について

ローン

アドオン方式のローンでは、金利が元本に加算された総額を元に返済が行われます。この方法で、金利だけで月々支払いが発生することがあります。この記事では、アドオン方式のローンの金利について、途中で残りの返済額を一括で支払った場合の影響について解説します。

アドオン方式のローンとは?

アドオン方式のローンとは、借入金額に対して事前に定められた金利を元本に加算し、その合計金額を返済する方式です。たとえば、120万円を金利だけで120回払いにした場合、元本に加算された金利分を月々支払っていく形になります。この場合、月々の支払額が固定され、返済が終わるまでに支払う総額が決まります。

月々の支払額と金利の関係

例えば、金利が月々1万円という設定の場合、それは金利分だけの支払いが毎月発生することを意味します。元本の返済額はその金利の支払いには含まれず、あくまで金利分のみが月々支払われる形です。つまり、月々の1万円は元本の減少には直接関係しません。

途中で残りの返済額を一括で支払った場合

アドオン方式では、途中で残りの返済額を一括で支払った場合、元本部分の支払いは終了します。しかし、既に支払った金利分については返金されません。たとえば、60回目で残りの60回分を一括で支払うと、残りの60回分の金利分(60万円)を支払わなくても済むため、その分は得となります。支払いの総額が少なくて済むことがメリットです。

一括返済のタイミングと注意点

一括返済を行うことで、金利分を大きく削減できるのは確かですが、一括返済を行うタイミングには注意が必要です。早めに返済することで金利分を減らすことができますが、契約書に記載されている返済条件や手数料などの要素をよく確認したうえで、計画的に一括返済を行うことが重要です。

まとめ

アドオン方式のローンにおいて、途中で一括返済を行うことで金利分を減らすことができ、最終的に支払う総額を少なく抑えることができます。しかし、金利分は返済し終わるまで減額されないため、早期の返済が有利です。返済計画をしっかり立て、必要に応じて早めの一括返済を検討しましょう。

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