Apple Walletにクレジットカードを登録した際、「QuickPay」アイコンしか表示されず、通常のVISAマークが出ないと不安になるかもしれません。しかし、これは日本ならではの仕様であり、表示がなくても問題なく決済可能です。この記事ではその仕組みと、どうすればVISAマークが表示されるかをわかりやすく解説します。
日本のApple Payは「iD/QuickPay」経由が中心
日本国内でApple Walletにクレジットカードを登録すると、カード会社とWalletがFeliCa/iD/QuickPayの接続を行います。つまり、QuickPayのアイコンしか表示されなくても、その下でVISAネットワークが動いています :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
実際、QuickPayで支払い可能な端末では、VISAブランドのクレカでも利用に制限はありません。
QuickPay表示でもVISA決済できるの?仕組みを解説
まず、QuickPayというのは日本の非接触決済方式の一つで、Apple WalletではQuickPayブランドを通じてVISAやMastercardなどを処理します。
要するに、QuickPay=日本向けの「包み」だが、中身はVISAと覚えておけばOKです。
どうすればVISAマークを表示できる?過程と条件
2025年3月以降、VISAジャパンではApple PayでEMV(Visaタッチ)専用カードの提供開始が進んでいます :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
EMVモード専用カードに切り替えるか、新規申込みすれば、WalletにもVISAの「EMV接触マーク」が表示されるようになります。
実例:QuickPay表示でも海外で問題なく使える?
日本発行のVISAカードがQuickPayアイコンのみでも、Visaタッチ対応の海外端末では、非EMVモードならQuickPay扱い、EMVタッチならVisa接触決済としても認識されます。
つまり「表示が違う=決済不可」ではなく、あくまで国内と国外で仕様が異なるだけです。
まとめ:QuickPay表示でも安心して使える
・Apple WalletにVISAが表示されなくてもQuickPayとして決済できる
・QuickPayは見た目だけで、実際はVISA/Masterブランドと紐付く仕組み
・EMV専用カードを使えば、WalletにVISAマークが表示されるようになる
・海外ではEMVタッチで利用され、国内ではQuickPay扱いとして端末に反応します
安心してApple Walletに登録して、QuickPayアイコンで決済をお試しください。EMV対応カードが欲しい方は、発行会社に問い合わせてみるとよいでしょう。
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