25歳夫婦で貯金300万円は少ない?将来に備えるバランスの良い家計設計

貯金

若いうちに結婚し、夫婦で着実に貯金をしてきたことはとても素晴らしいことです。本記事では、25歳夫婦で貯金300万円という状況が一般的にどのような水準かを解説しつつ、今後のライフプランに合わせた貯蓄の考え方を紹介します。

25歳夫婦で貯金300万円は多い?少ない?

統計的に見ると、20代後半の夫婦2人世帯の平均貯蓄額は約250万〜400万円程度とされています。そのため、300万円という額は平均的、あるいはやや上といっても良い水準です。

結婚式や新婚旅行を済ませた後でこの金額が残っているなら、非常に堅実な家計管理ができていると言えるでしょう。

これからのライフイベントと必要な貯蓄額

2年後に妊活をスタートすると仮定した場合、以下のようなライフイベントと費用が想定されます。

  • 妊娠・出産費用:40〜60万円(公的補助あり)
  • 育児用品や初期費用:約30万円
  • 育児休業中の生活費補填:6ヶ月〜1年で50〜100万円

これらを加味すると、出産前までにプラス100〜150万円程度の貯金があると、安心して育児に入れると言われています。

今からできる現実的な貯金プラン

今後2年で150万円を追加で貯めるとすると、月あたりの貯金目安は約62,500円です。可能であれば、ボーナスの一部を活用することで毎月の負担を軽減できます。

具体的には。

  • 月4万円の定期積立+ボーナス時に年間60万円(30万円×2回)貯金
  • 生活費の見直しで固定費を1万円減らす

このような積立ができれば、2年後には現在の300万円に加えて180〜200万円を追加で備えられます。

「遊び」と「備え」を両立するために

妊娠前に「やりたいことをやる」というスタンスも非常に大切です。無理な節約ではなく、支出に優先順位をつけることがカギです。

例えば、「旅行に年2回行きたい」場合でも、事前に予算を決めておけば支出を管理しやすくなります。必要な楽しみにはお金を使い、その他の支出を抑えるバランス感覚が理想です。

教育費など将来的な備えについて

子どもができた後も、教育費や住宅費などの出費が増えます。学資保険やジュニアNISAの活用も視野に入れましょう。

ただし、現時点でそれらすべてを準備する必要はありません。まずは出産前までに必要な金額に集中し、段階的に備えていくことが大切です。

まとめ:300万円の貯金は十分な土台、未来に向けて賢く進もう

25歳で300万円の貯金があるというのは、とても堅実なスタートラインです。出産や育児に向けてはさらに備える必要がありますが、楽しみながら計画的に貯めていく姿勢が重要です。

人生の各ステージに合わせた家計設計を意識し、無理なく「遊び」と「備え」を両立させていきましょう。

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